
昨日、7月最終日だったのでここ1カ月のトレ-ニングを振り返ってみた。6月最終週から、暑いのが嫌で週末は標高の高いところを走り続けている。7月1週目を除いて標高1,500m以上でのレ-スやトレ-ニングが6割近く占める。今週末のチーム100マイルの安達太良合宿をカウントすれば6週間で360Km、その内60%を超える230kmのトレ-ニング、レースが標高1,500m以上の高地、準高地となる。これってもしかしたら高地トレ-ニングになるのでは? と疑問に思いいろいろな文献を調べてみました。
Living High + Training Lowの考え方なら、例えれば、北岳の麓、広河原山荘に宿泊(あるいはテント泊)して、北沢峠や夜叉人峠までの林道を走るっていうイメ-ジですね。そんなことは普通やらない(笑)でしょう。やはり北岳登るだろうから。ただ、標高が高く気圧の低いところでの滞在時間が長い場合はある程度の効果があるんじゃないかと、読み込んでいくと、体調を崩すリスクの小さい短期的高地トレ-ニングという研究レポ-トがあった。
短期的高地トレーニングについて<抜粋>
赤血球の分化を促進する造血ホルモンであるエリスロポエチン(EPO)は、尿サンプルでは標高
2,300mの高地到着後の翌朝には有意な上昇がみられ、その後4~5日程度で徐々に低下しました。標高3,200mの青海湖に行くと、再びEPOの上昇がみられました。
日本選手では帰国後20日を経過してもトレーニング後半に多邑で検出されたEPOのレベルを超えた高水準の値が維持されました。EPOの消長は低酸素環境、貧血状態に強い影響があり、栄養面でのサポートが極めて重要です。高地トレーニングによって最大酸素摂取量は、7名で増加しました。一定速度での競歩中の心拍数および血中乳酸濃度は、高地トレーニングによって有意に低下しました。
DanielsとOldridge(1970)は、7~14日の高地トレーニングを5~11日間の平地でのトレーニン
グと組み合わせて繰り返す方法を提唱しました。高地馴化は平地に戻っても消失しないというだけでなく、高地でのパフォーマンスは、繰り返し行われる高地トレーニングで促進されるという結果を得ました。長距離選手にとって高地滞在の第1日目を過ごすことは高地でのその後の数日を過ごすことに匹敵することが一般的です。
<中略>
2000年に高校長距離選手男女32名、実業団長距離選手男子22名、女子9名を対象に、飛騨御嶽高原
高地トレーニング場(標高1,300m、1,800m、2,200m)で実施した短期的高地トレーニング(3~
10日)では、3分間ペース走においてトレーニング3日後では走行中の心拍数、血中乳酸濃度の低下がみられ、動脈血酸素飽和度(SpO2)の低下の割合が小さいことが確認されました。このことは、短期的高地トレーニングが持久的生理機能に有効な刺激となることを示しています。ただし、赤血球数やヘモグロビン濃度には変化がみられませんでした。
私の解釈によるまとめ
短期的高地トレ-ニングであっても宿泊で滞在時間が長ければ、造血ホルモン(EPO)の分泌、それが認められない場合でも、ある一定の刺激となり、乳酸濃度の低下などその効果が認められる。ということは、週末、標高の高いところで過ごし、平日、ロ-ドインタ-バルなどを繰り返すことでもいいんじゃないか?と勝手に解釈している。おれのヘモグロビン、増えてくれ~。
参照文献 高地トレーニングガイドライン 医学的背景




























































