谷口会長の牛久沼たまやボートトーナメント参戦記 Vol.15 | キーポンスタッフブログ

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こんばんは、柿沼です。

16日に牛久沼のたまやボートさんでトーナメントが行われました。

その様子を谷口会長が記事にしてくださいました。

 

結果だけは他の方のブログなどで知っていたのですが、

どんなパターンだったのか、などなど、会長の記事をすごく楽しみにしておりました。

 

前回、前々回の様子と併せて読んでみてください。

 

谷口会長の牛久沼たまやボートトーナメント参戦記 Vol.14

谷口会長の牛久沼たまやボートトーナメント参戦記 Vol.13

 

以下会長のたまやボート7月大会の記事です。

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2017年7月16日

牛久沼たまや7月大会

 

梅雨も明けていないのに連日の晴天猛暑!

釣れそうもない7月大会がまさしく晴天、水温30→32度の中開催された。 

 

先週プラに入った。私はネコリグをはじめとする超フィネスな釣りが得意で、大物はめったに釣れないが、子バスをたくさん釣るタイプの人である。

しかし、そんな私でもプラでは全くのノーバイト!

 

こりゃ厳しいぞという予想のもとに大会当日となった。まさに晴天猛暑、それでも時折曇りでたまにわずかに風もある、そのあたりがキーになるか?

 

いつもどおり西谷田川へ向かい・・・何故西かというと、プラで全く情報がないから行き慣れた場所へ行くしかなかったわけで、今更東谷田川へ行ってもさらに何にもわからない。

とにかく連日の高水温無風流れなしなので、少しでも水の良さそうなところを撃っていく。

水位はそこそこあるので葦ガマ際からスリットの少し奥を狙う。

 

細見橋を越えて上流の広いシャローの細見広場に出た。左岸の水が割と良いので撃ち始める。

ルアーは今年好成績のゲーリー3インチファットセンコーのノーシンカー。マーカー付きのラインを使ってあたりはほとんどライン変化でとる。

ガマのスリットにキャスとすると、ツッツッツとラインがはいった。これは間違いないタイプのあたり、渾身のフッキングで7:30に幸先のよい36cmを獲った。

今日はボーズもあり得ると覚悟していたので、これで一気に楽になった。

 

下流に下りつつ葦ガマを撃って行く。

副会長と擦れ違うと河口付近バックスライドで小型2匹とのこと。日差しは強く汗が流れ落ちる。

 

昼近くなるとあきらめて帰る選手が増えてきたが、なんだか少し風と流れが出てきて水がきれいになってきた気がする、これはまだいけるかもしれない!

もともと(釣りに関しては)あきらめは悪いのでさらに中流付近を攻め続けた。とにかくプラで情報が皆無なので色々やろうとすると時間制限があり(13:30終了)収拾がつかなくなる。そこであの杭からあそこの木までと場所を固定して、攻めかたを色々変えてみることにした。

まずはセンコーノーシンカー、葦ガマ際から少し奥でゆっくり沈める。しかしこれには反応なく、折り返してテキサスで少し奥を攻めてみる。本日の協賛はノリーズ、大人気の伊藤巧プロも参加している・・って訳でもないがエスケープツインで探っていくと、いきなりガツンンン!

 

喜ぶ間もなくなんだか長細い?

雷魚でした。

 

しかしこの厳しい状況でたとえ雷魚でも釣れたってことはこのリグはそれなりにあたりなのか?

 

そのまま釣り続けると今度はキャストしたラインがビッ!と引き込まれる強いあたり、しかしこれは合わせきれなかった。また雷魚か?それとも大物だったのか?

 

次の折り返しは隙間にストンと落としてみるため得意のネコリグ、ゲーリーカットテール5インチ。沈木の手前、かなり隙間のあるパラガマにキャスト、ラインがほんの1-2ミリ引き込まれた気がした?スーパーフィネスの釣りではライン変化が大事、わずかでもおかしい?と感じたらあわせること。

 

てなわけで半分疑いながらも渾身のフッキング!

 

で、振り上げたロッドが空中で弧を描いて止まった、ラインが横へ動く、水中に魚影が見えた!バスだ!しかも大きい?パワーMのロッドにラインはフロロ12lbで一気に巻き取る。しかし敵も強い、オタオタしてる間にガマの束に巻かれてしまった、ヤバいと思ったがバスも疲れてしまったようで動かない。

今だ!ってことでガマごとネットですくったがボートに入ってから大暴れ、大焦りで上からネットで押さえつけるしまつ。焦っているからあまり大きさもわからなかったが、13:30ウェイインで自分でもちょっとビックリ、46cmのキッカーフィッシュだった。

 

2尾で2680g

今年初の表彰台3位は酷暑のなか充分満足な結果だった。

ちなみにボート上での水分摂取量は2.25Lでした。

 

 

 

優勝は牛久沼レジェンド、ラッキークラフト高橋選手

東谷田川最上流、水はカフェオレのようで最悪。

しかし近くの水門が開いていたため下の水は流れていた。そこをエスケープツイン(カバードーン)5gテキサスで2本連発、着底させずにひっかけてシェイクした。

さらにたまや付近に帰ってきて船溜まり出口のハスにひっかけてここでも水中シェイクで1本追加、最大魚49cmを含む4380gでダントツ優勝。

 

2位野村選手

東谷田川茎崎橋上流左岸の葦壁をドライブカーリーのネコリグで4連発、

さらに11時に1本追加して48.5cmを含む2710g

 

 

全体では44名中さすがに厳しかったようでウェイイン13名、

複数釣ったのは上位3名と小型2尾で9位の副会長だけであった・・・

 

おっと忘れていた!

伊藤巧プロ、参考成績ながら2尾1770g本来なら4位の成績であった。

西谷田川最上流の葦ガマをエスケープツインのビフテキリグ3.5gのフリップで獲った。

水温が30℃超えるとバスが口を閉じる力が弱くなりあわせでスッポ抜けてしまう。そこで根掛りは我慢して掛りの良い細軸フック(ダブルエッジ)に変えて獲ったとのことだった・・・ウウ~~ム