安倍総理の突然の辞任。。。びっくりしましたねぇ
会見途中で言葉を詰まらせちょっと涙ぐむ総理の姿にグッときた方も多いのではないでしょうか
持病の悪化が原因とのことですが、突然に降って湧いたような新型コロナの対応でストレスが相当溜まっていたでしょうからそれが引き金になったと察するに余りあります。
コロナに倒されたと言っても過言ではないでしょう。
コロナさえなければというのが本音かもしれません。相当悔しいでしょうねぇ。。。
人それぞれいろんな意見があると思いますが、僕は信頼できる総理だと思ってました。
小泉政権後に地盤沈下した自民党、その後の民主党政権で焼け野原となった日本の政治・経済・外交をここまで回復させたのは安倍首相の一番の功績だと思います。
東日本大震災直後の話なのですが、当時の僕はネットでいろんな情報を集めてるうちに、宮城の南三陸町のとある住民の方のブログをみつけて毎日のようにチェックしてました。
ある日のこと、記事のほんの片隅で、自民党の安倍氏が視察にきてたという一文を見つけました。
当時の自民党は野党。安倍氏も党の要職でもなんでもなかったはずなので、単なる一介の国会議員として視察にきてたと思うのですが、地元選出の議員ならまだしも与党でも大臣でもないのにわざわざ視察にくるなんて奇特な方だなぁと感心したのをよく覚えてます。
メディアもまったく報道してなかったのでパフォーマンスではなかったでしょうし、ほとんどお忍びで視察にきてたのでしょうね。
僕はそのとき、なんとなくですが「こういう人が首相か復興大臣になればいいのに」とふと思ったのを覚えてます。
ただその数年前に安倍氏は総理を辞任してたので、また総理に復帰することはよほどのことがない限りないだろうなとも思ってました。
今でも鮮明におぼえてますが、民主党政権下で復興大臣だった故松本龍氏が、面会時間にちょっと遅れた宮城県知事に暴言を吐いたりして、そらもうひどかったですしねぇ。。。
なので2012年に自民党が与党に返り咲き安倍氏が総理に任命されたときは、これで日本の政治もよくなって震災からの復興も進むんじゃないかと期待しました。
そして実際に復興は早かったと思います。これに関してもいろんな意見があるでしょうし、たしかに道半ばと言える状況もまだありますが、震災直後の被災地域のあの惨状を思えば、10年も経たずによくここまで復興したもんだと改めて思います。
無論その陰には政府だけではなく、県や市町村自治体、地元住民の血のにじむような努力とボランティアや義援金など多くの支援があったわけですが、足しげく被災地を訪れていた安倍総理のリーダーシップによるところも少なくなかったと思います。
そら僕だって安倍政権にまったく不満がなかったわけではなく、事あるごとに不満もあったしつっこみどころもたくさんありましたが(最近で言えばアベノマスクw)、でも不満のまったくない政権なんてありえないし、万民すべてが満足するような政策もないわけで、どんな政権でも功罪はあります。しかしながら安倍政権の場合は功の方がはるかに多かったのではないでしょうか。
特に外交においては、全方位的な人脈を築き、サミットなどの国際会議の場ではその存在感を示し(その割には成果が乏しかったかもしれませんがw)少なくとも世界中の政治家やメディア、ビジネスマンや多くの一般市民にまで『シンゾウ・アベ』の名は知れ渡っているのではないでしょうか。それってこれまでの日本の政治家にはなかったことです。
そして国内では7年8か月の長期に渡って歴代政権を凌ぐ高い支持率を誇り、選挙には毎回大勝し、盤石な政治基盤を築いた安倍総理は名宰相と呼ぶのにふさわしいと僕は思います。
辞任会見でのあいかわらず揚げ足とろうとする記者やマスゴミ、一部野党のクレーマー議員の心無いツイートを見てると、日本を滅ぼすのはお前たちだと言いたくなりましたw
その反面ネット上では労いの言葉の方が何倍も多いですね。安部ロスなんて言葉もでてきたようですw
中にはウルっとくるようなツイートもあったりして、やはりなんだかんだ言うても安倍総理はけっこう国民に慕われていたんでしょうね。。。
総理辞任についての大阪の吉村知事のコメントに「やさしい総理でした」とありましたが、僕も同感です。
安倍総理はやさしい人なんだよ。きっと。
そしてコロナですっかりささくれ立ってる今の日本に必要なのは「やさしさ」だと思う。
安倍総理おつかれさまでした!
退任したらゆっくり静養してください
ここで言うてもしょうがないけどw
もしかしてオリも安倍ロスか(;一_一)

