ミルウォーキーとジョンソン・コントロールズ
シカゴからレイクミシガンを右手に見て、北上する事、約150キロ(車で2時間)
ウイスコンシン州最大の都市、世界3大ビールの生産地で有名なミルウォーキー
に着きます。
ミルウォキーに着いて、初めての人が一番驚くのは、「ここがアメリカ?」
町並みはドイツの都市のよう、建物が完全にドイツ風でした。
町は、1800年代の半ばに、ドイツからの大量の移民を受け入れた事から、
ドイツの文化がそのまま残った町として、ヨーロッパの魅力を残しています。
ジョンソン・コントロールズは、1885年に、ウオーレン・ジョンソン(大学教授)が、
室内用のサーモスタットを発明した事をきっかけとして設立された会社で、
ビジネスの核となる事業部はいくつかありましたが、私達が訪ねたのは、
オートモーティブ関連の施設でした。
オートモティブシステムズでは、自動車用のインテリア、椅子、電装品、バッテリー
等を生産していました。
ジョンソン・コントロールにとって、当時シアーズは最大の顧客であったことから、
シアーズ用のPBバッテリーを大量に生産していました。
中でも、「ダイハード」は、シアーズのトップブランドで、当時まだ目新しい
レッドカルシュウムの極板を使ったロングライフのバッテリーでした。
5年間の保障がついていました。
また、開発中のスイッチバッテリーを見せてくれました。
米国は駐車場などで、エンジンの掛からないドライバーをねらう犯罪が多いので
その対応策としてバッテリーの中に緊急用のバッテリーを組み込んだもの、
スターターの周りが悪い、バッテリーが上がってしまったなどの際、スイチを捻ると
緊急用のバッテリーでスターターを回す事ができるとの事でした。
なかなか合理的だと関心した記憶があります。
夜は、ジョンソン・コントロールズのスタッフと、ミラービールの工場直営レストランで
ビールを飲みながらドイツ料理を堪能しました。
つづく