★キリスト教アタナシウス派の三位一体説が無くならない戦争の原因②

 

前回この地球上で紛争、戦争が無くならない理由は何かと歴史を調べてみたらキリスト教を土台とするヨーロッパ文明がその大基にあるなと気づいた話をしました。

元凶であるキリスト教アタナシウス派の三位一体説はどういうものであるか。

少し歴史やキリスト教のお勉強^^


キリストが生まれた年が西暦0年。(諸説ありますが)
世界のその頃の先進地帯であったメソポタミアには古くからミトラ教がありました。

仏教もユダヤ教もイスラム教も(ゾロアスター教やマニ教も)ミトラ教を基にしています。

宇宙に対する畏敬の念がありそれを太陽信仰(太陽が神様の象徴みたいな^^;)として教義が作られています。

キリストは「神の言葉を預かる者」として「預言者」と呼ばれています。

ユダヤ教ではモーゼ、イスラム教ではムハンマド、と呼ばれとりますね♪

(んで仏陀は預言者なのかって疑問が湧いてくるんですが仏陀は「悟りを開いたもの」であって神の言葉を預かる人ではないんですね。
基本的に仏教には神様はいてない。だから平和な宗教だとも言われます)


キリスト教はキリストの死後に信者が教義をまとめて布教したことで広まりました。

もともとユダヤ教を基にしてたんですが食べもののタブーや割礼とか戒律がきびしかった。

キリストの使徒パウロはその戒律を批判して(ゆるくして、笑)だれにでもとつきやすい教義にして異教徒にも広げていきました。

その頃、カスピ海の方にそのまた東からキョンヌ(匈奴、フン族)が侵入してきてそのあたりに住んでいたゲルマン人がパレスチナの方、
つまり西の方に移動して来ていた。

「ゲルマン人の大移動」ですね。

もともとミトラ教がベースにあったからキリスト教も受け入れやすかったようです。

(例えばクリスマスとか象徴としての十字架とかはミトラ教から拝借してきたもの)

それでキリスト教も一緒に西ローマ帝国へ持ち込まれた。
(東方はパルティア帝国が広めてきたミトラ教ががっちり浸透していて布教しようとすれば西に行くしかなかった。)

 

ゴート族をはじめいろいろなゲルマン系の民族が衰退しつつあった西ローマ帝国に入っていった。

 

だいたいはミトラ教ベースのキリスト教アリウス派(反三位一体主義)を信仰してる民族たち。

 

そして476年ゲルマン人の傭兵隊長オドアケルがアウグストゥス帝を廃して西ローマ帝国は滅びる。

 

ゲルマン人と言ってもいろいろな民族が入り混じっていたので一枚岩で統一とはいかなかった。

 

そこにフランク族という一派が現れ西ローマ貴族を庇護した。

 

キリスト教アタナシウス派のローマ教会がそれを見て西ローマ帝国から続く正統派の集団として彼らを自分たちの後継とした。

 

そうです。アタナシウス派は言わずと知れた三位一体説の集団!

 

ここに正義と悪、常に悪魔を作り出し紛争を作り出しながら21世紀にいたるまで拡大を続け世界を被っていく西ヨーロッパの文明がスタートしました。

 

それがどういうものであるかは③で♪

 

読んでいただいてありがとうございます。

また次の記事でありましょう!