化石の整理をクリスマス辺りからしています。もう年末ですね、こちらはとても寒いです。

ずっと前から、年末(寒くなったら)になったら魚類化石の修復作業をしようと思ってましたのでやりました。修復したのは過去に紹介した事がある魚化石なんですが後半部分が折れてしまって前に応急処置の如く、くっ付けたのですがグラグラしてしまっていてすごい不安でした。しかし今回はちゃんとガッシリするように修復する事が出来ました。


産地.群馬県中之条町折田

時代.新生代 新第三紀 中新世

地層.折田層

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自身が採取した中で2番目に気に入ってる魚(サバ)の化石です。
後半部分の裏側にとてもヒビが入って割れそうだったのでセメダインをヒビの隙間に流し込んでピタリと合わせました。数時間固定したらカチカチに固まったので修復は完了です。ただ、地震や大きな振動が加わればまた壊れてしまうかもしれないので要注意です。
化石は頭部から尾びれまである完全体で、全長は約35cmになります。印象部分も多いですがなかなか採れない完全体で、尚且つ保存が良いので大切に保管します。
あと因みに…
裏側にも別のサバがいます。

今回はこの辺で、
ではまた、