土曜日のまとめです。

植物とは違い40分ほどでの採集です。

1.



表にも裏にもエオミオドンがあります。裏側の小さなエオミオドンは幼貝と思われます。これは岩の上に置いてあった化石なので他の採集者が要らないと捨てたのでしょう。

2.
ウグイスガイの仲間、バケベリア・マグニシマ?です。この産地お馴染みのカキの仲間でもあるねじれた貝です。この標本は小さめ、殻も剥がれ落ちてて状態は悪いです。
因みに現生のウグイスガイ科の貝はこんな感じです。(某サイトより)

3.
シジミ貝の仲間、エオミオドン・ブルガリスの断片化石です。2個体確認出来ます。1年前にサメの歯を見つけた小さな転石を改めて探し、割残しから採集しました。この産地にしては保存良好です。

4.


ちょっと分かりづらいですよね?
なので…
現地撮影したものを載せます!
バケベリアの幼貝と思われるものが見えると思います。状態が良いです。
太陽の光は本当に偉大ですね(^^)化石を綺麗に写してくれます。

5.

大きめなエオミオドンと小さいエオミオドンがあります。
これもしかしたら小さいのは有名なエオミオドン・ブルガリスではなく、Eomiodon iwと表記される岩室層の固有種かもしれません。同心円状の助模様がブルガリスとは異なります。
上の大きめの断片はブルガリスだと思われます。2つ完品であれば見比べることが出来るので良かったですね。

6.


断片2つ、完品1つあります。種類はどれもエオミオドン・ブルガリスです。なかなか綺麗に採れるのは珍しいので満足しています。
因みに今回採取したエオミオドンは3つとも、サメの歯を含んだ転石からの採取です。また動物の歯でも産出してくれると嬉しいんですがね(^_^;)

7.
転石を割ったらポロっと落ちたバケベリアです。この産地の化石は植物化石が100種類近く産出しますが、貝化石に関しては、6種類とされています。中にはシジミ貝類が既存の2種ではなく、3種類としている人も居ますが、植物ほど詳しく調べられたわけではないそうなので現状の所不明です。

8.




今回の最良品です。
殻頂部分から左に耳があり、お尻は欠損していますが状態が良いバケベリア・マグニシマです。石の上に散らばっている小石から割り出しました。どれも皆、このくらい硬く締まっている石に貝化石を含んでいれば保存は良くなるでしょうね。殆どの転石は風化し、変色していて貝化石を含んでいたとしても状態が悪いものになっています。

そういえば同じ化石採集の方がおそらく2種のエオミオドンが密集した場所を見つけたそうですがとても危険な場所だそうで、自分にはとても無理でしょうね。その化石を見せてもらいました。保存は普通〜悪いくらいでしたが密集してる所が魅力的でした。植物でも貝でも良い場所はないんでしょうかね?あまりに有名で掘り尽くされてるので難しいのは分かるんですが、また新たに良い場所が見つかると良いですね!

今回はこの辺で、
ではまた!

産地.群馬県沼田市旧白沢村岩室
時代.中生代ジュラ紀ライアス後期
地層.岩室層