土曜日に採集してきたまとめです。

シダ類のクラドフレビスが主になります。


産地.群馬県沼田市

時代.ジュラ紀前期リアス期

地層.岩室層


1.







クラドフレビス
この化石は上手く割れた部類に入ります。
本体側の茎が欠損しているのが勿体無いですがなかなか採れるものではないので満足です。

2.


トクサ類エクイセチテス
この状態で落ちてました(^o^)あまり人気がないのか持っていく人が少ないようです。

3.


これは…オトザミテスですかね?ベネチテス類に分類される植物ですが右側に4本くらいある小羽片はクラドフレビスとは明らかに違いそうです。プチロフィルム系にも見えなくはないです。

4.


割り方にもよるでしょうけど保存があまり良くないですね。

5.


比較的大きめですが葉があまり見られませんね、ちょっと微妙な標本です。

6.




こちらもクラドフレビスです。
写真の撮り方が悪くあまり良いものに見えませんね。実物はもう少しはっきりしています。


因みにこれが現地撮影したものです。
こちらの方が分かりやすいと思います。

7.






保存の良いクラドフレビスです。
印象側も綺麗ですが、本体側は上手く取り出せず壊れてしまいました(^_^;)
本体側はこちらです。一応写真におさめておいて正解でした。

8.


これは何でしょう?
5mm程の化石で、エクイセチテスの節にも見えなくはないですが何かの花?かもしれません。もし花なら種類は?ということになります。知ってる方いたら教えて下さい。

9.
ソテツ類ニルソニア
クラドフレビスが多産する近くにあったものです。上手く割れず半分になってしまいました。

10.




今回の最良品です。
右半分がないですが保存状態が良くはっきりしています。
岩盤が大きかったのである程度割って小さくしようとしたら化石部分が2箇所割れてしまったのでそれ以上は割らずに持ってきました。なのでこの大きさです(^_^;)

今回は沢山採集できましたが、こんなのは極稀です。保存の良い植物化石が出たのも久々で、運が良かったと思います。転石を見つけて割れば見つかるという甘いものではないです。
また採集できるといいですね。
今回は以上です。
ではまた、