土曜日、ジュラ紀の植物化石が有名ないつもの産地に行ってきました。


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おそらくトクサの一種です。
上部が隠れていたので割って持ってきました。
植物化石が多量に産出することで有名な産地ですが今では全く産出しないです。多くの人が発掘した結果ですね、残念!

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バケベリアかイソグノモン
状態は悪くないです。

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こちらはイソグノモンと思われる化石、
中部〜下部が見えづらくなっています。

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バケベリア
大きさ的に幼貝です。
この産地は幼貝が多いことからエネルギーが低い環境だっただろうと推測されています。

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トクサ類エクイセチテス?
棒状の木のような化石が何本か確認できます。

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これもバケベリアだと思いますがタイプが違うと思われます。

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殻が剥がれ落ちて保存は悪いですがこの産地にしては巨大バケベリアです。
大きさは9cmほどあり、幼貝が多産する産地にしてはとても大きいものになります。

8.おまけ
これ何でしょう?
筋のようなものがいくつも入っていて不思議です。この岩室層は浅い海や河口付近で堆積した地層なのでそれらの中の何かしらになります。元々植物化石が多量に産出する産地ですがこの化石は貝化石が密集する中にあったものです。なので魚の鱗!なんて事もありえますが果たして…
ちなみに先程のは印象側でこちらが本体です。
う〜ん貝の一部?…何でしょうか?

ではまた!