前回の続きです。

持ち帰ってきた化石の紹介です。


産地.埼玉県小鹿野町

時代.白亜紀前期

地層.瀬林層上部?


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最初に採取した1個目のプテロトリゴニアです。
バラバラの断片です…

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大きさは良いんですが断片です。
プテロトリゴニアは多産するはずですがあまり採れなかったです。前いった時も同じような感じでした。

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左、ネイシア
右、二枚貝の不明種
両方ともとても小さいですね。

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これは…海生巻貝の一種ですかね?

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二枚貝の不明種

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これもネイシアです。先ほどのと同じくらいの大きさです。

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貝化石かどうかも分からない化石です。

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これも二枚貝の不明種です。種類が分からないものが多いですね、すみませんm(_ _)m

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アンモナイトかと思い持ってきたものですが、違いそうですね。

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割れ目がハート型、おそらく二枚貝の化石で、合弁で閉じた状態で化石化したものだと思います。

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イタヤガイ科の貝化石
転石ですが最初は左側は欠けていませんでした。小さくしようと割ったら欠けてしまい残念!そのまま持ってくれば良かった(^_^;)
多産するネズミノテガイとは違うように思います。何でしょう?

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小さい貝ですね!
右側にあるのはバケベリアかもしれませんが、左の貝は何でしょう?プテロトリゴニアの幼貝かな?

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保存状態が悪いですね。風化もしてるようです。白い貝の近くにある破片は何でしょうね?

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一番下の写真で何となくアンモナイトだとわかると思います。
種類はデスモセラス系のS字の助が確認できるのでシュードハプロセラス・ジャポニカムであってると思います。
今回の採集は微妙でしたが、これが拾えただけでもラッキーですかね。

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プテロトリゴニア、種類はホッカイドアナかポシリフォーミスのどちらかですが判別が付かずよく分からないです。
小さいですが今回採集した3つのトリゴニアのうち1番良いものです。

まぁこんな感じです。
約3年ぶりに行った産地ですがだいぶ様子が変わってました。おそらく多くの人が発掘に来てるのだと思います。
化石の産出量からもうこの産地に行くことはないかもしれませんが発掘できて楽しかったです。
ではまた、