露頭の1つ

岩室中生層からは三畳紀末~ジュラ紀初期(レートリアス)に栄えた40種類の植物化石と6種類の汽水〜浅海性貝化石が発見され、その化石群が長野県姫川来馬付近にある植物化石群と同じであることから来馬層群に対比されています。

また最近の調査では中生代を代表するヒボドゥス類のサメの歯も発見されています。
 
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クラドフレビス
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5.
 
クラドフレビス(Cladphlebis sp.)
 
 
 6.
シダ類/トジテス・ファストサス?
(Todites fastuosus)
保存は良いですが、クラドフレビスとの違いがイマイチ分からないです…クラドフレビス・デンチクラタ(Cladophlebis denticulata)にも似ているので判断が難しいです(^-^;
 
 7.最後に、
ニルソニア(Nilssonia sp.)、
クラドフレビス(Cladophlebis sp.)
 
石を割っていたらシマヘビ?がニョロニョロッ!と近くを通りビビりました(^-^;
この層からは植物化石が産出しますが、水平に近い層では保存が悪く、保存の良い化石層は限られているように思います。
因みに、時代や堆積場所も合ってか恐竜化石の発見が期待される地層でもあります。

では