若杉山植物同好会2022年2月20日① | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

植物同好会で、若杉山自生の巨木を中心とした観察会に参加しました。
気温3℃、極寒の観察会です。
 
きょうのコース
 
この中から、きょう見るべき巨木を探せます。本日は5本の大杉を観察します!

 

キャンプ場の駐車場にあった、常緑のスイカズラ

 

 

リョウブ、やや黒っぽい

 

イヌビワ、白っぽい

 

バリバリノキ

 

葉柄の根元に茶色い鱗片

 

揺らすと、「バリバリ」と音がする

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上がタブノキ、下がバリバリノキ

 

チシャノキ(カキノキダマシ)、木肌が凹っと、へこんでいる

 

ハイノキ

 

ハイノキは葉柄が長い。「ハ~イ」と手を挙げているよう

 

葉表面の白い点々は、カビの一種

 

 

1本目の大杉「綾杉」、神功皇后が香椎宮の綾杉を分け与えたものだそう。

それ以降、この山を「分杉山」と呼び、のちに「若杉山」となった

 

幹周6m、 樹高20m

 

 

枝が雪の重みで垂れ下がるのが、日本海側の杉の特徴。

石川県白川市の御仏供杉(オボケスギ)が知られている。

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ボソバタブ、葉がナミナミ

 

 

 

 キジョランのツボミ

 

 オオキジノオ、少しだが葉柄がある 

 

葉柄がないキジノオシダ

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2本目の大杉「トウダの二又杉」、幹周6.9m、樹高35m

 

 

 クロモジ、葉の裏に毛がある、茎が黒っぽい

 

 イワガネソウ(表)

 

 イワガネソウ(裏)

 

 イワガネゼンマイ(表)

 

 イワガネゼンマイ(裏)

 

 サラシナショウマの種子

 

 

 

杉巨木 極寒さへも 忘れさせ

龍朗