和白干潟の自然観察ガイド講習会、
「和白海岸の海浜植物を学ぼう!」が行われました。講師は、九州産業大学の内田泰三先生です。
茎に対して左右交互に行儀よく葉が並ぶことから、行儀芝となったのではないかと言われる
アキノミチヤナギ(秋の道柳)
ウラギク(浦菊)、海浜性のキク
ハママツナ(浜松菜)
細い葉を松にたとえてこの名がある。 満潮時に塩水につかっても生息できる。
ハマサジ(浜匙)、海辺に生え、葉の形が匙形であることから

ハマサジの花は、葉の中心部から花茎を出し、花茎はよく分枝し、
多数の小穂からなる円錐状の花序をつくる。
一つの小穂に完全な花と不完全な花が1個ずつ苞に包まれてつく。
花冠の上部は黄色
イソホウキギ、ホウキギはコキアのこと
ホソバノハマアカザ
マサキの実
ヒトモトススキ(一本薄)、1株から多数の葉が出るため、
別名シシキリガヤ、葉のざらつきが強く、肉が切れるという意味
ハマニンニク、海浜性植物で、葉姿がニンニクに似ているから。
ノイバラ(野茨)の実
ツルグミ(蔓茱萸)の花、グミ属の花は花びらがなく、萼だけなので華やかさがない。
ハマナデシコ
ハマエンドウ
アキグミ
ヤマアワ(山粟)、山に生え、花穂がアワに似ることから
センニンソウの実
アオツヅラフジ(青葛藤)
「アオ(青)」は生きているつるが緑色であることから、
「ツヅラ」は葛籠などのかごを作るために用いられたことに由来する 。
シオクグ(潮莎草)
名の由来は海水の出入りする場所に生えることによる。
ダンチク(暖竹)、暖地の海岸近くに生育するイネ科の多年草。
別名アセまたはヨシタケ。ヨシに似ているがはるかに大型で、高さは2~4メートル
黄色い上着の方が、講師の九州産業大学、内田泰三先生
アシハラガニ
クコの花
クコの実
ハマゴウの実、葉を線香の原料にしたことから「浜香」の名が
ホコガタアカザ(鉾形藜)、葉は三角状のほこ形。
オキザリス
メカルガヤ(雌刈茅)、昔は屋根を葺く材料として使われていた植物の一つ。
ムクゲ
地味な植物が多く、なかなか覚えられそうにありませんな~。