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代表のナカムラですニコニコ

 

去る7月22日

柴崎学習館・立川市子ども家庭支援センター主催&キラリ子ファミリーカフェ協力で

 

 

一般社団法人チャイルドフッドラボ代表理事

臨床発達心理士・早期発達支援コーディネーターSV・保育士

藤原里美先生に、

「発達特性を理解すれば、

子どもも先生も保護者も、みんなもっと楽になれるよ!」

というお話をしていただきました。

 

猛暑の土曜日午前にもかかわらず、

定員100名に対し

参加者は130名超え!!

 

保護者(ご両親での参加者も多かったです(^▽^))

園や学校の先生、支援者の方

地域の皆様

 

皆さん 熱心に聞き入ったり、笑ったり、

とてもなごやかな楽しい2時間となりましたキラキラ

 

 

藤原先生の講座の魅力の一つは

 

体験ワークがふんだんに取り入れられていることです♪

 

真面目にシーンとした会場が、

ワークを通して

ワッとなごやかに、笑顔になるんです(^▽^)

 

また、

話で聞くだけでなく

体験を通すと

実感としてより深く理解できるんです!

 

自分の話に対し肯定・否定の対応をされる体験の際、

あるお母さんは

自分の話に否定の言葉ばかりかけられる体験を通して

「自分の子どももこんな気持ちなのかな、と思って…」

と涙ぐんでいらっしゃいました。

 

 

この日の内容は大変充実した、濃いものでしたが…

 

先生がいちばん強調していらっしゃったのが

「子ども達が安心して学校生活を送るには

心理的安全性の確保が重要です!」

ということでした。

 

具体的に書くと、

 

①否定しない・されない環境作り

 

問題行動の意味を考えよう。

「どうしよう」の前に

「何に困ってるんだろう?」

子どもが何を困っているのかを知るために、

子どもの発達について学ぼう。

 

問題行動ととらえず、

肯定的に子どもを見よう!」

 

 

私自身も、

子どもがどうしてこんな困ったことをするのか

理解できず

「この子の悪い行動をなんとかしなければ」

とイライラしたり

「私の育て方が悪かったのかな…」

と落ち込んだりしていましたが、

 

子どもの発達について学び

子どもの「困った行動」が「困っている行動」に見えてくると

「この子なりにがんばってるんだ」

「助けてあげたい!」

と思えるようになったことを思い出しましたキラキラ

 

 

 

②ありのままでいられる「安全基地」があるから

がんばれる!

 

家庭では十分な充電を!

家庭で荒れるのは

学校で無理をし過ぎていることもある

 

家以外の場所にも

安心できる居場所があるといい!」

 

子どもが家でダラダラ…

ゲームばかりして、勉強も手伝いもしない姿を見ていると

「こんなんじゃ社会に出られないんじゃ」

「ちゃんとさせなくちゃ!」

と大人は思うんですよね。

 

でも、考えてみたら大人だって…

 

保育園や幼稚園の先生が

「仕事では子どもに冷静に優しく接せられるのに、

家に帰ると

わが子にはイライラして当たりっぱなし…」

という話をしていたり、

 

お父さんたちも

「職場では物分かりのいい上司なのに、

家では亭主関白」

「仕事はテキパキこなしてるけど

家では全然自分のことすらしない」

ということはありませんか?

 

元都立小児総合医療センター

現 子どもと家族のメンタルクリニックやまねこ

児童精神科医

田中哲先生によると

 

「うちモード」

「そとモード」

をうまく使い分けることが

メンタルの安定にとても大切なのだそうです♪

 

ありのままの自分でいられて安心できる

「うち=居場所」

があるからこそ。

「そと=社会(職場、園・学校など)」

で自分をコントロールしながらがんばることができる。

 

その際、

「うち」が安心できる場所でないと

「そと」でうまく適応できなかったり、

 

逆に

「そと」で無理してがんばりすぎていると

「うち」でそのストレスをぶつけるので、家族がつらくなったり…

 

「うちモード」と「そとモード」が

バランスがとれていると、

安心して生活できるようになる、とのことでした。

 

 

「③困っているときに

「守ってもらえる」と信じられる

=愛着(アタッチメント)関係がある

 

ついつい「がんばればできる」

「他の子の目があるから」と

厳しく接してませんか?

 

子どもががんばれるのは、

困った時は助けてもらえると

信じられるから」

 

私達大人は

子どもを信じているからこそ

「がんばればできる!」

「慣れて自信を持つことが大事」

「ここでできたから、ちがう場面でもできる」

と期待しがちです。

 

そのために、

子どもがSOSを発していても

「大丈夫だよ、がんばれ!」

と言ってしまいがちです。

 

場面や子どもによってはそれもありなのですが、

藤原先生曰く、大切なのは

「安心してできること」。

困っているときは助けてもらえる、という安心感があればこそ、

高めの壁にもチャレンジしようと思えるのでしょう。

 

 

 

…不登校児童生徒は過去最高となり、

園や学校を「安心できる場所」と思えない子どもが増えている現状です。

 

園や学校の先生方は

多忙の中、人手不足の中、

それでも子どもたちのために心身投げうって頑張ってくださっていることは

確かな事実として、

(心より感謝ですキラキラ

 

だからこそ

現場の先生方が余裕を持って安心して仕事にあたれる環境があってこそ、

子ども達にも

安心して過ごせる環境作りができるのではないでしょうか。

 

私達保護者も

園や学校の先生を

「否定せず」

「うちモードを大切にしてもらえるよう、

家庭でできることは家庭で担い」

「困った時はお互いに助け合える」

関係性でいられたら、

 

子ども達にとって安心できる環境に近づけるのではないでしょうか。

 

 

そんなたくさんの学びが得られた藤原先生の講演会でした!

 

もっと藤原先生のお話が聞いてみたい!という方は

 

藤原里美先生の公式YouTube

(172) 藤原里美の発達支援ルーム - YouTube

 

をごらんください!

無料です(^▽^)

(有料メンバーシップもあります)

 

さらに、講座や資格認定講座を受けたい方は

一般社団法人:チャイルドフッド・ラボ 代表理事 藤原里美 多様な子どもたちの発達支援 (childhood-labo.link)

のサイトをごらんください(^▽^)

 

 

今後のキラリっ子ファミリーカフェ協力の講座は

9/12(火)10~12時 柴崎学習館にて

「進学について先輩に聞いてみよう!」

となります。

 

8/10申し込み開始ですので、

また改めてご案内させていただきます!

 

 

~読んでいただいてありがとうございました~