こんにちは(^▽^)
ご訪問ありがとうございます!
代表のナカムラです
今回紹介するキラリっ子文庫は
「この世は刺激が多すぎる。でも、あきらめない。」
- 服は「痛い」
- 食べ物のにおいは「苦痛」
- 街はうるさすぎて「耐えられない」
- 白も黒も、まぶしい・暗いも「強すぎる」
こういった感覚の過敏さは、「わがまま」や「神経質」と見過ごされがち。けれど、これらは感覚過敏と呼ばれる症状です。
感覚過敏とは「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」が過敏すぎる症状。
そのせいで
「給食が食べられない」や
「教室にいられない」
「陽射しがつらい」
「通勤できない」、
最近では「マスクができない」など、
日常生活に支障が出る場合も。
また、子どものころに自覚することが多いものの、
本人がそのつらさを説明するのが難しい場合もあります。
そこで本書は、
子どものときのことも覚えていて、大人と同じ視点で語れる16歳の現役高校生が、
「感覚過敏に気づくまで」と
「感覚過敏に気づいてから現在まで」を思い出しながら、
何に困っていたか、どう改善したか、試行錯誤しているか、なども語ります。
同じ出来事に対する著者のお母さんの解釈や考え、
専門家(小川修史先生/兵庫教育大学准教授)の解説も掲載。
「感覚過敏に悩んでいる人」にも「感覚過敏に悩む人を支えたい人」にも役立つ情報が満載です。
(Amazon 出版社コメントより)
実際に読んでみると、
高校生が書いたからこその
旅先や外食に行った時の大変さ
友達を作りたいのに一緒にいることがしんどい、もどかしさ
その時その時のリアルな気持ちが伝わってきました。
また、私は母親なので、
彼のお母さんの気持ちに同化してしまいました。
どんなに愛する息子でも、
彼と感覚を分かち合うことはできないから
「なんで?どうして?」
特に、どうにかして食べさせようとしたり
外出先で息子が食べられるものがなかなかなくて
おいしいものを家族で食べられなかったり…
お母さんの葛藤がつらかったです。
でも、
それが「感覚過敏」によるものだとわかり
その後理解しよう、寄り添っていこうとする
家族の姿に感動しました!
著者の加藤 路瑛(かとう じえい)さんは
現役高校生!
「子どもが挑戦しやすい社会」を目指して
12歳で親子起業、
感覚の過敏さを通して暮らしやすい社会を創造する
を立ち上げ、
感覚過敏を生活の中でやわらげるためのグッズ販売や
コミュニティ運営を
行っています。
どうぞお読みください!
~読んでいただきありがとうございました~
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