街をゆき、カフェやマックで休憩する。
会話している。
でもたいがいはそのうちの特定の人がしゃべっている。
自分のことを話している。
隠退したのだが、ときどきグループデイスカッションをする。
よく話す。
だがよく聞くと特定の人が大半を話している。
自分の知識、経験を話している。
よく話すものだ。話すことがあるものだ。
生来、内向的で、話すことが好きでないなわたしには
とてもついていけない。
わたしは、人や状況から事実を探る仕事を歩んできた。
聞く、調べる、があっての仕事だ。
だからよかった。
話すことが嫌いな私でもコミュニケーションできた。
ネットをみると。
自分のことばかり話すのはこんな人のようだ。
承認欲求の強い。
劣等感がある。
自己中心的。
他者の関心ごとが理解できない。
沈黙をストレスと感じる。
ひと言でいうと不安な人だ。
わたしは、いままでずっとそうしてきたように、
ずっと聞き続ける。うなづき続ける。
否定しないで、理解を示し続ける。
その人のことがよくわかってくる。