散歩には、暑すぎる。

マックによく逃げ込む。

アイスコーヒー、たまにアップルパイ。

ありがたい。

 

マックは、時として、

ひどく騒がしくなる。

こんなことを言うと叱られそうだが、

犬猫の保護施設、というか、動物園、に変わる。

近くに高校があるマックは、その下校の時間のあと、

大学や専門学校があるマックは、各授業の前後。

 

時として シェルターになる マクドナルド

 

ここは、わたしがよく寄るマックのひとつ。

高校生たちは、スマホゲームで盛り上がり続けている。

ずっとやっている。

奥に陣取った女子学生も負けていない。

経験、うわさ話を交換し合う。

興奮した声音が響き渡る。

夏休み中は、小さな子供をつれたファミリーも多い。

子供たちは嬌声を上げながら、走る、床を這う。

マックは、それらすべてを受容するところなのだ。

えらい。

 

マックにいると、養う者と養われている者の違いがよくわかる。

これまた怒られるだろうが、養われている者は、動物に近い。

まだ社会とのかかわりの中で生きる必要がないから。

 

国は、人を育てることを国の最重要の課題と認識し、

ヒト、モノ、カネを注ぎ込むべきだ。

幼時から高校までを無償の義務教育とし、

大学までも無償とし。

この期間への真剣な投資が、その国の未来を決める。

わたしはそう思う。