2024年3月31日。晴れ。

28度を超えた。

先週はダウンを着たのに、きょうは半袖だ。

なんだこの差は。

 

「安っ早っ 血栓ジジイ 旬食す」のタイトルで、

わたしの食生活をいくつかレポートしてきたが、きょうからは、

「千円道楽」のタイトルで、

食生活だけでなく広く散歩生活も含めて、発信してゆく。

「千円」としているのは、わたしが1日に使える金額だからだ。

わたしは自営で仕事をしてきたため年金は月に8万円しかもらえない。

ストックがあっても食いつぶしてゆくだし、

認知症、ガン、血栓...これから想定される不測の事態を考えると、

できるだけ節約していくしかない。

だから「千円」なのだ。

でも、「千円」生活をめいっぱい楽しもう。

だから「道楽」なのだ。

 

血栓で、千円だから、

血流をよくするために可能な限り歩きまわる、

健康でおいしくて安い食生活を追求する。

 

遺さねば 水の都の 佃ゆく

 

本郷を出て、中央区の佃に、歩いて行ってきた。

帰りは勝どき、銀座・有楽町をまわってきた。

歩いた時間は往復で5時間、25000歩。

 

佃島の公園で、かみさんと、

おにぎり、オムレツ、あんかけ焼きそばの

手作り弁当をつまみに、

まだ咲いていない土手の桜を眺めながら、

一番搾りで一杯やった。

 

新川から佃島の大川端へと隅田川を渡った。

バブルの頃、注目された「大川端リバーサイド21」だ。

いまはニョキニョキ建っている「タワーマンション」はここからはじまった。

IHI石川島播磨重工の工場跡地だ。

これは大川端リバーサイドのタワーマンションと「石川島灯台」。

灯台の脇にはむかしの運河も残っている。

柳が垂れ、タイムトリップしたかのようだ。

佃の街には、ここが発祥の「佃煮」の老舗も何軒がある。

それにしても、路地の狭いこと狭いこと。

水の都らしく住吉神社もある。

これはその住吉神社の裏の運河。漁船が泊まっている。

タワーマンション群とのコントラストがなんともすばらしい。

これも東京の顔のひとつ。遺しておきたい財産だ。

歩いてきた甲斐があった。