「江戸城めぐり」の第10回。

今回は「桜田門」。

2024年3月21日。快晴。北風が強く寒い。

 

すごいのに 外国人が いない門

 

これが「桜田門」。

江戸城=皇居でもっと南にある門と言っていい。

外側の小さな門をはいって内側から撮るとこうなる。

右に直角に折れると内側の大きな門がある。

江戸城の門の多くはこういうパターンになっている。

 

「桜田門」は、日本人にとっては、

おそらく、もっともよく知る門だろう。

門の前は、

大老井伊直弼が討たれ、泰平の世がひっくりかえった場所であり、

毎日一回は映されているだろう警視庁がある。

 

これは、「桜田門」の外から井伊家の邸跡、

現在は国会議事堂、をのぞんだもの。

これは、「桜田門」の内から、外の警視庁をのぞんだもの。

これは、わたしのような60代以上には懐かしい、

〝七人の刑事〟の頃の警視庁...。

 

「桜田門」は、

そんな、日本人にとってはいちばん馴染みのある江戸城址にもかかわらず、

ここは、外国人があまりいない。自由に出入りできる門なのに。

江戸城は、外国人の割合が、おそらく日本でもっとも高い場所なのだが。