「ジジババ夫婦のせんべろ巡り」の2回目。

2024年2月15日。晴れ。

今回は「ガスト」だ。

飲み物が割引なる10時から17時の時間帯「ハッピーアワー」の利用だ。

 

ババたちは ハッピーアワーに ガストいく 

 

スケッチしてみたが、何が何だかわからなくなってしまった。

これは、いちばんよかった明太トースト。

 

午後4時。

店内にはいって驚いた。

ジジババが話し笑う声で満ちている。

ガストのハッピーアワーはジジババが集まるところになっていた。

ここは高齢化社会を象徴する新たな社交場なのだ。

 

最近のファミレスや居酒屋チェーンは、

テーブルの端末を操作して注文するところが多いが、

ガストはその典型といえる。

まず、かみさんのビール。スーパードライ。ジョッキで227円。

つぎに、わたしの角ハイボール。ジョッキ182円。

つまみ。

明太トースト2個350円と、ポテトフライ大417円。

さらに、おつまみ3種盛り。278円。

 

すぐにロボットがビールと角ハイを運んできた。はやい。

かみさんと乾杯。すぐにグビグビ。

時間をおかずロボットがまた来る。

おつまみ3種盛り。

いいタイミングの配膳だ。人間より気が利いている。

そして、

揚げたてで大量のポテトフライと、

焼きたてで外カリ中フワの明太トースト、

がやってきた。

「すごく旨い」と感心するほどではないが、

揚げたて焼きたてが「うれしい」。

わたしにはこれで十分だ。

 

かみさんと二人で、ビール、角ハイ、それぞれ2杯。

いい気分だ。

しめて2150円。

 

まわりをよく見渡すと、ジジババばかりでなく、

パソコンを開いたサラリーマンたちもいれば、

中年オヤジが若い男女に語り続けている席もある。

ジジババ社交場、昼飲み・ちょい飲み、サラリーマンの仕事場...、

どれも、それだけでは言い切れない。

多様なのだ。

ガストは、ジジババ、リモートという新しい時代の新市場を、

切り拓いたようだ。