「江戸城めぐり」の2回目。

江戸城の正門「大手門」だ。

 

2024年2月13日。快晴。

早朝は1度、昼は15度を超えるという。春が来ようとしている。

 

江戸城の大手門は、

かつては七つの海を制したと言われたマルハ本社があったところの正面にある。

大手門とは城の正門という意味で、

その前には大きな組織が集まっていた。

二百海里は国のものというルールができるまでは、

マルハは海の国日本をを代表する組織のひとつだった。

 

大手とは 大きくない 門構え

 

これが大手門の外見。

 

「大手」というわりには大きくない。普通。いや小さい。

考えみればわかること。

外へ討って出る門、だから「追手門」=「大手門」、

それは同時に、敵を最小限に絞って防ぐ門、ということであり、

おのずと門は小さくなる。

この外門をくぐると90度曲がったところに大きな門もあるのだが、

外と接するところは小さくしておくほうが戦略的だ。

 

とともに...

「大手」は、

政治経済の中心にいる「大手企業」という意味にもなるが、

大手企業は、大きな図体を威張るのではなく、

小さくて意思決定がはやい組織であることが肝心、

を意味しているようにも感じる。