きょうも「大福巡り」。

麹町台地を超えて、

赤坂の「浅田家」に行ってきた。

本郷の我が家から歩いて1時間半だ。

 

官邸の 裏にひっそり 大福屋

 

ここだ。

首相官邸の裏、赤坂の繁華街の端、にある。

ひっそりと建っている。

午前10時30分。人通りが少ない。

ネットには、人気で、お昼には売り切れると書かれていたが、

お客さんもいない。

ショーケースには、豆大福と赤飯が1トレーづつ出されているだけで、

多くのスペースが空いている。

スケッチしてみたが、

きわめて単調な絵面になり、下手さが際立ってしまった。

迎えてくれたおばちゃんもドライな感じで、

奥から聞こえる餅つき機の音が寂し気だ。

 

2個買って、家でカミさんと食べた。

1個250円。

きのう食べた巣鴨「みずの」塩大福の2倍。

食べた。

餅が、厚く、柔らかく、弾け、伸びる。

豆が大きく存在感十分。

なかにはたっぷりの練あん。

でも、甘すぎない。

すごくボリューミーで食べ出かある。

 

ここは、首相官邸、議員宿舎、国会議事堂の裏手になる。

赤坂には同じ名前の料亭もある。

勝手な想像だが、自意識の強い「先生」たちが、

かじりついている姿を想像してしまう。

そんな大福なのだ。「浅田家」は。