横浜巡りもこれで終わり。

「中華街」に行った。

2024年1月19日金曜日。

気温は上がってきたのだが風は寒い。

 

中華街 外国人が いないまち

 

いつ来ても派手だ。横浜中華街は。

赤、黄、青、緑、そして金色。

大きな文字の看板、提灯、店の前の呼子、

大きくてはやいことば、ことば。

最近「歩き食い」をする人が増えたが、

元祖はここの肉まんやゴマ団子の歩き食いなのかもしれない。

万珍楼。

同発。

華正楼。

全国ブランドになった老舗たちが並ぶ。

でも、いちばん人が集まっていたのは、ここ。

江戸清。

大きな豚まんで有名だ。

われわれもひとつ買ってしまった。

あんがぎっしり詰まっている。

 

脇道には、お寺、学校も。

中華の店は日本の隅々までいきわたっているが、

お寺や学校まであるのは、ここと神戸の南京町ぐらいではないだろうか。

ここは飲食店街というより中国人が暮らす町なのだ。

はじまりは19世紀なかばの横浜開港だ。歴史が違う。

欧米人とともに中国人もたくさんこの地に住み始めたのだ。

不思議だ。

東京のまちを歩いていると中国人をはじめとする外国人をたくさん見かける。

アメ横あたりは外国人のほうが多いようにも思えるほどだ。

ところが横浜中華街では外国人をほとんど見かけない。

歩いているのは日本人観光客ばかりだ。

ここは日本ではなく中国なのだ。