2024年1月11日。曇り。きょうはずっと気温一桁。寒い。
「目で鯛やき巡り」の第8弾。
四ツ谷の「わかば」に行ってきた。
ネット記事を見る限り、
東京でもっとも評価の高いたい焼き屋といえるだろう。
震え待ち 四十五分 わかば鯛
本郷の家を午前9時30分に出て、外堀沿いを歩いて1時間10分。
JR四ツ谷駅から甲州街道を新宿に向かって歩いて二本目の角を左折して、
すぐの住宅街のなかに「わかば」はある。
これだ。
行列が目印だ。
10時40分てせ14人のお客さんが並んでいた。
二人の職人さんがそれぞれ5~6本のはさみを使って
手際よく焼きつづけている。
焼きあがった鯛はレジカウンター横のおばちゃんのとこに流され、
羽根をカットされる。これだ。
この作業が途切れなく続いている。
店の奥にはテーブルとイスもありそこで食べられるのだが、
そこを利用している人はひとりもおらず、
みなさん持ち帰りだった。
あんこがとくに売りのようで、
300g500円、1kg1660円で、よく売れている。
家で食べてみた。
おいしい。
甘みを抑えたあんこで、尾っぽまでぎっしりと入っていて、
この「目で鯛やき巡り」で食べたすべてのたい焼きのなかで、
いちばんあんこの量が多いと思われる。
皮は薄く、それでいてしっかりとしていて、ややかたいともいえる。
210円。
たい焼き元祖ともいわれる麻布十番「浪花家」のたい焼きの、
あんこの量を多くしたようなたい焼きだ。
わたしが「わかば」に着いたのは午前10時40分、
14人のお客さんが行列していて、
買うことができたのは11時25分。
待ち時間45分だ。
12の焼きばさみがあって、5分もあれば焼けるので、
5分で12個が生産されているわけで、
45分で100個が作られたことになる。
それを14人で割ると1人あたり7個強を買ってるということだ。
実際、待っている間に聞こえていた注文数は「10個」「12個」あたりだった。
わたしのように2個だけ買うお客はいなかった。
わたしは脊柱管狭窄症のため、寒くて、止まっていると、
脚がかたまってきて、やがてつり出す。
この日も、冷気のなかの45分待ちはきつく、
終わりごろは脚がかたまった。






