2024年1月5日金曜日。晴れ。

平常への戻り、仕事はじめというより、

顔合わせ、あいさつ回りの日のようだ。

街ゆく人たちをみているとそう感じる。

 

三権の 山の向こうに たいやきくん

 

きょうは、「目で鯛やき巡り」の二回目、

きのうの浅草の「写楽」のつづきだ。

麻布十番の「浪花家」。

「泳げたいやきくん」のモデルとなったたいやき屋さんとして知られている。

 

今回も、買ってすぐには食べず、

家に持ち帰って、冷めて、しっとりしてしまったものを食べた。

おいしい。

このたいやきも、甘すぎず、薄皮で、

あんこが尾っぽからきちんとはいっている。

きのうの浅草の「写楽」との違いは、皮だ。

薄いが、かたく、しっかりしている。

 

本郷の家から麻布十番まで歩きで片道二時間。

往復四時間以上。疲れた。

それは、日本の「三権の城」を巡る道行になった。

本郷から南へ、

水道橋、九段上、皇居内堀沿いをゆき、

千代田区一番町一の英国大使館を右に見て、

左に半蔵門、

右に国立劇場、

それから、石でできた重厚な最高裁判所、

もっともっとたくさんの石を積み上げた国会議事堂、

そして、見るからに屈強そうな警察官で守られた首相官邸、

そんな、司法、立法、行政の本拠地が並ぶ麹町台地を経て、

麻布台地に移り、

東京タワーより高い麻布台ヒルズの巨大ビルの脇を通って、

麻布十番にたどり着いた。

 

そのうち、これらのランドマークたちも、テーマにしてゆこう。