2024年は「目で鯛」ということで「たい焼き」巡りからはじめる。

 

1月4日木曜日。晴れ。世の中は仕事はじめのモードだ。

 

年はじめ めでたい焼きだ 写楽から

 

本郷の家から、東大、不忍池、上野駅をとおり、浅草に。

国際通りを北上し、言問い通りを右に曲がって、千束通りの次の角を曲がる。

「写楽」という小さなたい焼きやがそこにある。

〝目で鯛〟たい焼き屋巡りのはじめはこの店だ。

注文してから焼きはじめ、5分で焼きあがった。

その場で食べるのが一番なのはわかっているが、

持ち帰って、かみさんと二人で食べると決めていた。

 

2時間後。家で食べた。

すっかり冷めて、しっとりしてしまったが、

旨い。

糖分控えめ、薄皮、尾まであんこがしっかりはいり、

へりのパリパリ感もまだ残っている。

 

余談だが...、

帰りは、別コースで帰ってきた。

千束通りの入口を通り...

43年前。この赤門にはじめて足を踏み入れた。

「吉原」だ。

ドキドキしながら。

懐かしい。

そのまま言問い通りをまっすぐ行き、

入谷の鬼子母神に寄った。

「恐れ入谷の鬼子母神」。

「びっくりした」のしゃれた言い回しだが、ここからきている。

やがて鶯谷。

そこから上野台地にのぼり、

根津に出て、東大を抜けて、本郷に着いた。

 

「目で鯛焼巡り」の一回目は、往復で、歩いて二時間半となった。

あした、「目で鯛焼巡り」の二回目は、麻布十番まで足を延ばすつもりだ。

「泳げたいやきくん」の元となった「浪花家総本店」まで歩いていくぞ。