2023年11月22日。秋晴れ。

本郷から、歩いて、神宮外苑のいちょう並木を見に行ってきた。

飯田橋から外堀の土手を歩き、四ッ谷の迎賓館の脇を経て、

神宮外苑にはいった。

 

整然と 並ぶ円錐 いちょうたち

 

青山側から絵画館をのぞみ見た午前11時30分のいちょう並木だ。

陽を浴びて黄が映える。きれいだ。

ただ、ピークはこれからか。

それより、あらためて見て感心したのは、いちょうの木々の姿だ。

ここのいちょうはすべて見事な円錐形なのだ。

整えられている。

きのう、東大や上野公園で見た、いちょうたちの、

植物としてのたくましさ、生々しい美しさ、はあまり感じられず、

それよりも、手の込んだ造形美が、迫ってくる。

巨大な盆栽のようだ。自然というより芸術の域だ。

これは、逆に、絵画館側から青山方面をのぞんでのいちょう並木だが、

その整然とした姿に驚かされる。

いちょうの下は、観光客たちでにぎわっている。

日本人より外国人のほうが多いかもしれない。

みんな写真を撮っている。

絵を描いている年輩者たちの姿も目立つ。

平日でこの人出だ。

紅葉のピークにさらに近づく休日のあしたは、

もっとすごいことになっているだろう。