2023年11月14日。快晴。
雑司ヶ谷霊園に行ってきた。
目的は、夏目漱石のお墓を見ること。
ホッとする 猫が迎える 夏目跡
これまで、このブログの取材で東京のまちを歩く中で、
夏目漱石の跡に2回出会った。
最初は、千駄木の旧居跡。
ここだ。

猫が塀の上と地面にいる二匹の像にホッとした。
漱石はここで「吾輩は猫である」「坊ちゃん」など代表作をいくつも書いている。
つぎは、早稲田の、漱石が晩年過ごした跡。
漱石というと千駄木、という印象が強かったので、
ここにもいたのか、と散歩中に見つけたときは、かるく驚いた。
今回は、雑司ヶ谷あたりに行こうと地図を見ていると、
そこに夏目漱石のお墓があるとわかり、行って見ることにした。
これがそう。
これはお墓というより記念碑のようだ。
横に、いまも使われている夏目家のお墓がある。
この霊園への行き帰りとも、霊園の脇の住宅街で、
こんどは生きた猫に迎えられた。
また、ホッとした。
やはり、猫がモチーフなのだ。
まえにも書いたが、霊園に来ると、心が落ち着く。
夏目漱石のお墓のすぐ近くに、挿絵、日本画の竹久夢二の墓もある。
案内板がなければ見逃してしまう自然な感じでこじんまりとしたお墓だ。
この竹久夢二も、前記した千駄木の漱石の旧居跡の近く、弥生に、美術館がある。
両者も縁があるようだ。

