2023年11月3日。快晴。

11月なのに夏日の地点が続出している。

きょうは、ここ本郷から、南西へ、飯田橋に行ってきた。

 

西にらむ 巨大石垣 牛込門

濠端で 法政学祭 若気浴び 

 

外堀沿いの飯田橋駅は新しくなっていた。

2階には専門店がいくつかはいっている。

 

駅前には、「牛込門」と記された大きくて立派な石垣がある。

低い位置を通る中央線・総武線の線路からは聳えるように見えるだろう。

江戸城の遺構だ。

ここから、西方の牛込台地に向かって道が伸び、神楽坂をのぼって台地の上に到達する。

江戸城は、東に向く門は大きく、西に向く門は小さい。

きっと、西は、西方の敵から守る、という意図があったのだろう。

 

すこし南に歩くと、左に大きなビルが二つ。以前はなかった。

まず「飯田橋サクラテラス」。

低層はショッピングゾーン、中高層はオフィスゾーンのようだ。

その隣に「飯田橋グラン・ブルーム」という超高層マンション。

これらは三井の物件のようだ。

ここからは土手沿いの桜並木が眼下にみえる。

 

その南に逓信病院。

 

その南に法政大学。はじめて来た。

法政大学は高層の校舎があるが、こじんまりとした清潔な感じのキャンパスだ。

学園祭が開かれていた。

はいってすぐのところに舞台が設置され、演者が踊っていた。

きのう見た早稲田大学の学園祭の準備風景をくらべると小規模だ。

派手な立て看板もない。

でも、これはこれで、学生たちによる手作り学祭という感じでいいではないか。

 

きのうは早稲田、きょうは法政、二日続けて大学祭に接した。

枯れ始めた63歳のジジイとしては、若い精気にたくさん触れることができ、

ありがたい限りだ。