2023年10月30日月曜日。
朝はちょっと寒かったのでモモヒキをはいたら落ち着いた。
ジジイ全開だ。
隠退生活にはいって数カ月。
あちこちブログの取材で歩き回っていると、気づきがいっぱいあった。
仕事をしていたときにはわからなかった。
気づきとは大きく三つの苦情だ。
駄句を先頭にして並べるとこうなる。
いま怖い 一老二タク 三業務
むかし、免許をとった45年ぐらい前、クルマの運転で怖いのは、
「一姫 二トラ 三ダンプ」
と言われていた。
女性の自動車免許取得が増えた頃、
まだ高度成長期の名残りがあってトラツク、ダンプがバンバン走っていた頃、
そんな背景からだろう。
ところが。半世紀近くを経たいまは、
「一老 二タク 三業務」
となった。
東京の道を歩いていて、ヒヤッとする瞬間を言っている。
悲惨な事故の多くが後期高齢者が起こしているし、
青信号を渡ろうとするときじりじり詰めてくる左折車はみんなタクシーか業務用車だ。
赤信号 きょうも突っ切る 暴走ママ
この写真でわかるだろうか。
家の近くの坂道の下の小さな交差点の光景だ。
小さな子供を後ろの台に載せた母親が、
スピード落とさず坂を降り、停止せず、交差点を突っ切っている。
毎日、何度も、こういうシーンをみせられる。
この場所にかぎらず、自転車で交差点を赤信号も無視して突っ切る母親を
あちこちで頻繁に目にしている。
みんな小さな子供がいると思われる30代40代の女性だ。
どうしちゃったの。おんなども。
子供と一緒に暴走していたら、その子はどうなる。
考えれば、わたしの子と同じころの年齢だ。
ということは、わたしたちの育て方がよくなかったということか...。
じじばばに 礼節消えて 悪人面
老人の態度のわるさが目立つ。礼節が消えている。
65歳~75歳の前期高齢者ではなく、75歳~の後期高齢者だ。
認知機能が衰えた、いわゆる「フレール」状態の老人なら仕方がないのだが、
問題は、そこまでいっていない元気な「老害」者だ。
道を塞いでいてわたしが困っていたら、荷物がわたしにぶつかったら、
「すみません」と言わなくてもいい、
でも、軽くアタマを下げるぐらいしてもいいのでは。
それどころか、眉をしかめ、ドラマに出てくる悪人面よろしく、
プイと通り過ぎてゆく...。
昼に街を歩くようになって、頻繁にこのような場面に出会う。
聞けば、役所の窓口が、こういう「悪人」の対応で困っていて、
「カスタマーハラスメント」なる言葉まで生まれている。
要するに、自分勝手すぎる老人がすごく増えてしまったのだ。
おい。シジイ・ババア。
人の鑑であるはずの年配者ではなかったのか!
礼節は日本人の美徳ではなかったのか!
きょうは、虫の居所が悪いのか、苦情の投稿になってしまった。
あした、いつものストレス解消のところ、シビツクセンターの展望台にでも
いってこよっと。
