2023年10月7日。秋晴れ。

三田に行く途中の芝公園で開催していた「港区民まつり2023」にたちどまる。

芝公園は麻布山(麻布台地)の麓に広がる大きな公園だ。

増上寺もこれに含まれる。

そこに、日本中のたくさんの出店と人々が集まっていた。

 

芝公園 日本と世界 文化祭

 

「港区民まつり2023」は、主旨は、港区民が産物・文化を披露する場、ということらしいが、

そんな主旨は飛び越えた大きなスケールを感じてしまう。

芝公園全体を使って、いくつものプロックに分かれて開催されていた。

子どもたちが主人公でゲームやクイズをしていたり、

増上寺では企業・官公庁の出展や、港区民によるアート作品の展示、手作りの品やお菓子の販売をしたり、

また、たしか増上寺はミュージシャンにコンサート会場として場所を提供していたと思うが、

このときも歌声と楽器の音が響いていた。

むかしながらの佇まいのままの東京プリンスホテルの前では世界各国が自慢の文化品を出展している。

それから、港区の各商店街や区民団体が屋台を出して飲食物を販売するエリアが大きくとられている。

飲食は、港区だけでなく、全国各地の自治体が出展し郷土の名産品を販売するブロックも大きくとられている。

 

こんなに大きなイベントは、東京のほかの区では開催できないだろう。

東京の真ん中にある大きな高所得者住宅地であり、

世界の行政・文化の集積地でもある、

この「港区」にしかできないだろう。

「区民まつり」というより、スケールの大きなごった煮「日本と世界の文化祭」という印象だ。

ちなみに、昨年2022年のこのまつりの来場者数は、

コロナ禍にもかかわらず、土日の2日間で、191,180人だったそうだ。

 

こんな感じだ。