10月6日金曜日。午前。
秋晴れだ。涼しくすがすがしい。
気温が20度を、湿度が20%を切っている。
富士山をみたい。
静岡県浜松市出身のわたしは、そう思い、近くの文京シビックセンター展望フロアにのぼった。
このブログをはじめて、いつも「五七五」駄句も載せてきた。ボケ防止のためだ。
きょうは、はじめて「五七五七七」にしてうたってみる。
秋晴れに 西を探して 都庁横 浜松以上の 大富士見つけ
観たまんまだ。字数が増えても、あいかわらずの語彙不足、センスを疑う拙句。
ここからだと富士山は東京都庁の左に見えるはず。
どうだ。すこし拡大。見えた。
頂上付近がすこし冠雪している。
きのうテレビで紹介されたとおりだ。
さらに拡大。
それにしても大きい。
静岡県浜松市の小学校校舎から毎日みていて富士山より確実に大きい。
わたしはときどき富士山を観にここに来るのだが、
前回は、この位置で、同行していたカミさんと
「静岡県浜松で観ていた富士山よりこの東京都文京で観る富士山のほうが大きい」
と話していたら、
初老の紳士に声をかけられた。
「浜松の方ですか」
なんと、その方も、静岡県浜松市出身の、同じく隠退されている方だった。
練馬区から歩いてきたという。
わたしたちの会話を耳にし、声をかけたようだ。
興奮した。
まさかここで同じ浜松出身者に「富士山」を介して出会えるとは!
ここへ来て、富士山を観ると心が落ち着く。奇跡的な出会いもある。
またストレスを感じたときは、ここへ来よう。


