10月3日。
ちかくまで行く用事があり、世田谷区、東急大井町線等々力駅の近くにある
「等々力渓谷」に立ち寄ることにした。
ところが、渓谷の半分以上が立ち入り禁止となっていた。
ことし2023年9月に渓谷内で倒木がありその修復のためのようだ。
事前に調べて行けば良かったのだが...
あとで、ネットで「等々力渓谷」を調べてみると、以下のように記されていた。
「等々力渓谷公園は、世田谷区の南端に位置する自然公園。渋谷から東急線で約20分、東急大井線等々力駅からは徒歩約3分という立地の良さながら、「ここは東京?」と都心にいることを思わず疑ってしまうほど自然豊かな観光スポットです。
等々力渓谷は、武蔵野台地の南端を多摩川の支流・谷沢川(やざわがわ)が侵食してできた延長約1kmの渓谷。名前の由来は、渓谷内にある「不動の滝」の水の落ちる音が轟くように響いていたことだと言われています。
1999年には東京都文化財保護条例による「名勝」の文化財指定を受け、現在も「等々力渓谷保存会」の人々の力によって美しい環境が保たれています」
この「等々力渓谷」のあたりは、東京の半分を占める「武蔵野台地」の南端に位置し、すぐ南に多摩川を臨む。
渓谷の下を流れる川の水はその多摩川に注がれている。
渓谷に 瀧音響く 世田谷で
等々力駅から環状八号線に向かって歩くと、右手に「等々力渓谷」の入口が見えてくる。
しかし、前記したように、「2023年9月に渓谷内で倒木あり立ち入り禁止」の貼り紙に出会う。
その脇で、誰も歩いていない渓谷を見降ろすこともできた。これだ。
貼り紙によると、渓谷のもう一方の端の側、全体の三分の一程度、は入れるようだ。
それは地図にある「明王院不動尊」のあたりのようだ。
下の写真は、渓谷にかかる橋で、その「明王院不動尊」への登り口になっている。
これが「明王院不動尊」だ。
これは、その脇にある展望台。
展望台が低く、樹木で視界がかなりさえぎられているため、
景色を見渡すまでにはいかないが、南東の大田区や川崎市の方向が望める。
ただ、秋が深まれば、紅葉に覆われた絶景ポイントになるのかもしれない。
東京23区、東京きっての閑静な住宅地世田谷に、こんな渓谷があるなんて。
東京は実に多様な顔を持つ大都市だ。




