きのう根津神社に行った。

ネットによると根津神社はこう説明されている。

 

東京十社のひとつ。

1900年以上前、日本武尊(ヤマトタケル)が東夷征定の際、

武神須佐之男命(スサノオノミコト)をこの地に祀ったとされる東京最古の神社のひとつ。

社殿は、太田道灌が15世紀後半に建てている。

江戸時代に造られた拝殿・唐門・透塀などが現存し、国の重要文化財。

境内は、春のつつじ、秋の紅葉と、1年を通してさまざまな顔を見せる。

とくに4月の「つつじまつり」は100種3,000株のつつじが色とりどりに咲き誇り、よく知られている。

1714年にはこの根津神社に江戸全町より山車を集め祭礼を実施し、

以来、根津神社の祭礼は、山王祭、神田祭と並ぶ天下祭と呼ばれている。

 

地味だが、結構、すごい歴史をもつ神社なのだ。

わたしが毎日参拝している、同じ本郷台地の縁に建つ、平将門の神田明神、菅原道真の湯島天神より

ずっとずっと古いのだ。あと...

この根津神社から本郷台地をのぼったあたりを駒込といい、

そこも、ヤマトタケルが味方の馬群をみて勇気づけられたことがその地の由来になっている。

どうやらこのあたりはヤマトタケルにとって自らを鼓舞する重要な場所になったようだ。

 

この地にて ヤマトタケルが 奮い立つ

 

正門鳥居からはいる。

珍しく、この正門鳥居は、本殿の裏手の北側にある。知る人からしたら珍しくないのかもしれないが。

まっすぐ行って、Uターンして、赤塗りの門が出てくる。これだ。

そして、奥に進むと、本殿がある。

空いている。

このとき、ここは、外国人しかいなかった。

見様見真似で、二礼二手一礼をしている。

神田明神、湯島天神よりずっと長い歴史をもつ神社なのに。

というわたしも、あまり参拝できていないのだが...

 

これが、根津神社のいまの「看板」、つつじだ。

本郷台地にのぼる斜面にたつ神社なので、いい具合に、上に向かってつつじの園がひろがっている。

春、花の咲くころは、さぞかし美しく壮観なことだろう。

 

根津神社も本郷の我が家から歩いて20分の距離だ。

これからはもうすこし参拝させていただこう。