湯島聖堂に行った。

JR御茶ノ水駅から聖橋を渡ったところだ。

毎日参拝している神田明神と向かい合っている。

きょうの気温も「災害級」だ。

 

お茶の水から行くと、この門からはいることになる。

 

学問の はじまりどころ いつも静か

 

ここはいつ来ても静かだ。

すごい史跡のわりに人がすくない。

とくにここはメインの孔子廟「大成殿」だが、人影はない。

この静けさが学問の中枢であることを醸し出している。

 

ネットで調べた。要旨は、つぎのとおり。

湯島聖堂(ゆしませいどう)は、江戸時代の元禄3年(1690年)、

江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟であり、後に幕府直轄の学問所となった。

「日本の学校教育発祥の地」である。

もとは、1690年林羅山が上野忍が岡の私邸内に建てた学問所であり、

1797年幕府直轄の昌平坂学問所となり昌平黌(しょうへいこう)とも呼ばれる。

ここには多くの人材が集まった。

明治時代となり、後の東京大学へ連なっていく。

1872年ここで東京初の博覧会「湯島聖堂博覧会」が開催され、それが東京国立博物館となる。

構内に飾られている世界最大の孔子像は1975年に中華民国台北ライオンズクラブから寄贈された。

その孔子像がある孔子廟(大成殿)は、土日祝日のみ開放され見学可能である。

主要な建造物は…

まず、「大成殿」。孔子廟の正殿。孔子のほかに孟子・顔子・曽子・子思の四賢人を祀る。

「仰高門」。西方にあり、一般見学者用の入り口になる門。さらに「杏壇門」。

そして「入徳門」。唯一の木造建造物。

 

大成殿の入口の脇には絵馬がたくさん掲げられている。

すべて合格の祈願もしくはお礼を示したものだ。

これは「入徳門」。唯一の木造の門ということだ。

ここでは、外国人カップルが見て取れる。