きょうも気温36度の猛暑日予測が出ている。

2023年7月28日。根津に行った。

「昭和」を感じさせる町並みで知られ、「

谷中、根津、千駄木、略して「谷根千」というこの一帯の

昭和レトロ感を残す街の一角となっている。

我が家からだと、東大本郷キャンパスを越えた東側で、近い。

 

根津甚八という渋さが魅力の役者さんがいる。

師匠の唐十郎氏が真田十勇士の根津甚八から取って命名したとか。

根津の甚八を探した。

30年前、よくこの街に来ていたころは、そういう名前の居酒屋があったのだ。

見つけられなかった。残念。

あとで「食べログ」をみてみたら、ちゃんとあるではないか。

 

あったはず 根津の甚八 行方不明

 

昭和から グローバル色に 衣替え

 

路地にはいると、三十年前の、いかにも「昭和」という店がまだあった。

これは「はん亭」。串揚げの店だ。年季のはいった建物で登録有形文化財になっている。

ここは有名な人気店だが、

路地に入ると、こんな「昭和」感漂う小さな飲食店や雑貨店も残っている。

しかし、こんな、閉じてしまった店もある。

三十年前は、根津は、みんな、「昭和」の店ばかりだった。

 

が、いまは、三十年前には無かった、

イタリアン、フレンチ、インド、韓国、などの多国籍の飲食店、

カフェ、デザート、おしゃれな雑貨店、がたくさん出店している。

閉じてしまった「昭和」の店と入れ替わりではいってきたのかもしれない。

 

 

この日は、午前10時と時間がはやかったせいか、

散策者はあまりいなかった。外国人もいない。

もっと人が多い時間に来れば、

根津はいま誰に支えられているのかわかるだろう。

こんどは、お昼以降に来てみよう。