7月26日。きのうにつづき東京は猛暑。気温37度予想。
きょうは後楽園ホールに行ってきた。
このところ暑いせいか近場の散策が続いているが、きょうも我が家から近い。
東京ドームの南隣にあるのが後楽園ホールだ。「後楽園飯店」などの飲食店もはいっている。
南に隣接する水道橋駅から来ると、まずJRA場外馬券場WINSがあり、後楽園ホールにつづく。
いま60代の人たちにとって、
後楽園ホールはとくに思い出に残っている場所ではないだろうか。
子供のころ、プロレスの中継が多く、みんなその試合に熱狂した。
どの試合の会場も後楽園ホールだった。
正義のヒーロー、ジャイアント馬場、アントニオ猪木に対峙した
悪役レスラーたちが、個性あふれ、憎らしく、なんとも魅力的だった、
嚙みつき魔ブラッシー、
鉄の爪エリック、
黒い魔人ボボ・ブラジル、
黒い呪術師アブドラ・ザ・ブッチャー、
アラビアの怪人ザ・シーク、
インドの虎タイガー・ジェット・シン...。
蘇る思い出に刺激され、思わず2句。
馬場、猪木 負けるなボクが ついている
その前に 立つと血が湧く 後楽園
後楽園ホールについてネットで調べてみた。要点だけ挙げると次のようになる。
後楽園ホールは、ボクシングやプロレス、キックボクシングなどの格闘技の興行で頻繁に使用されることから、
「格闘技の聖地」「格闘技のメッカ」などと呼ばれ、眼の肥えた格闘技ファンが足繁く通うことで知られる。
2013年1月期のイベント総開催数は371回で、その内格闘技関連のイベント開催数は329回に及ぶ。
自前でリングの手配・設営が必要な他会場と異なり
後楽園ホールではリングそのものを所有し案内係もホール側が手配している。
日本で行われるプロボクシングの試合は、
一年のうち全国で行われる試合数の半分が後楽園ホールで行われているという。
初めて開かれたプロレス興行は1966年11月25日の日本プロレスで、
メインイベントはジャイアント馬場VSルイス・ヘルナンデスの3本勝負であった。
日本テレビとスタジオ契約を結んでいるため、同局系列テレビ番組の公開収録で使われることも多い。
とくに「笑点」の公開収録会場として知られている。
後楽園ホールの入口はいきなりチケット売場になっている。
きょうも、プロレスの興行だ。
美しくもあり、怖ろしくもあるプレスラーたちの
上半身がレイアウトされたポスターが飾ってある。
もともとこの地には柔道の中心地「講道館」もある。
なので、格闘技関連の店がたくさんみられる。
柔道・空手・剣道の用品店だけでなく、
水道橋駅の南には「闘魂」の名を関したジム、飲食店もある。
後楽園(東京ドーム)周辺、水道橋地区全体が、
格闘技タウンともいえる。



