7月13日。梅雨の晴れ間というより雨間。
東京もそろそろ梅雨明けなんじゃないか。みんなそう言っている。
いや、去年、はやい梅雨明けを報せておいて、結局、あとでずっとあとの日に修正した気象庁だから、
例年どおり、来週末の20日あたりじゃないか、そんな見方もある。
古い衣類の回収リサイクルに協力し、文京区役所に着古しを持って行ってきた。
ここは脇に公会堂も備えている。いまは全部合わせて「文京シビックホール」と呼ばれている。
毎週欠かさず観ていたドリフターズの「8時だよ、全員集合」の会場だったところだ。
といっても40歳代以下の方々には馴染みがないかもしれないが。
これが文京シビックホールだ。
28階に展望ラウンジがある。のぼってみた。
東から北、西、南へと望んでゆく。
スカイツリー。この新しい東京タワーは東京のどこからでも結構眺められる。
あらためて思う。ちゃんと東京のシンボルになっている、たいしたものだと。
すこし北に転じる。この写真じゃわからないが、筑波山まで見える。
北。晴れていれば北関東の山々もくっきり見えることだろう。
すこし西に転じる。比較的近い秩父連山はみえる。
右寄りに小石川植物園の緑がある。こんど行ってみよう。
左寄りに池袋の街がみえる。サンシャイン60はいまでも池袋を代表している。
西を眺める。この方角の山々は稜線がきれいに見えている。
手前にあるのは中央大学理工学部だ。
左の奥に新宿副都心も見えている。
新宿副都心にズームして寄ってみる。
1978年。わたしは東京に出てきてこの副都心高層ビルの北側にアパートを借りた。
三畳一間だ。いまはどうなっているだろう。
当時もだいぶ古かったのだから、いまは、もう朽ち果て、新しい建物に変わっているだろう。
このあたりも、行ってみなくては!
それから、わかるだろうか。
新宿副都心高層ビル群と手前の黒いビルの間にちょっと白くみえているもの。
定かではないが...富士山だ。
(としたら)すばらしい!
こんな梅雨の雨間なのに眺められるなんて。
さらに南に移る。
手前の森は後楽園だ。ずいぶんむかしに入ったきりだ。ここもこんど行こう。
ちなみにその向こうの茶色いビルはトヨタの東京本社だ。どうでもいいか。
左奥にすこし高層ビル群が見えるが、大手町・丸の内のビル群ではない。
ここから南は見ることができない。
つまり、皇居、政治の中心地、
ビジネスの中核の大手町・丸の内、東京駅、銀座・日本橋、
そして、東京湾、その湾岸エリア、
は、見られない。
なぜか。調べればわかるのだろうが...
日本のいちばん大事な地域を見降ろすところを、誰でも立ち入れる場所にするのは、
セキュリティの観点からすると問題があったのかもしれない...?
たまには、このように、高い位置から東京を眺めのもいいものだ。
あそこ、そこ、に行ってみようと、関心・欲求が湧いてくる。
これからは、ときどき高いところにのぼってみてみよう。
今回は、さいごに勢いだけの思い付き駄句三つ。
湧いてくる 見たい、行きたい 高いとこ
高いとこ のぼってわかる やりたいこと
迷ったら 高みにのぼり 見渡せば







