三井不動産のコマーシャル「ニホンバシのすずちゃん」に刺激されて...

日本橋室町にたちどまる。

 

五七五から。

 

室町の 越後屋前で 富士仰ぐ

室町を 通れば染まる 三井色

 

ネットで調べると、日本橋室町は、江戸時代は、

江戸城→常盤橋→日本橋室町→日本橋本町→浅草橋とつづく江戸きっての目抜き通りの中心地だったようだ。

その目抜き通りから西に見える富士山を真ん中に配置して描かれたのが以下の歌川国貞の浮世絵だ。

第3展示室(近世)特集展示「もの」からみる近世『江戸のビスタ』|プレスリリース|歴博とは|国立歴史民俗博物館

この絵の現在をカメラで写すとこうなる。

ちょうど三越と三井本館の間ということになる。

もちろん富士山は見えない。

 

三越の入口の「ライオン」は有名だが、

道を挟んで隣の三越本館も国指定重要文化財だ。

外壁はすべて花崗岩で、内装も大理石をふんだんに使っているらしく、まさに重厚なつくりだ。

かつては、「三井財閥」各社の本社機能はここに集中していたらしい。