コロナを越えて、4年ぶりの神田祭にたちどまる。

まずは5月14日(土)の神田祭のはじまり、午前9時過ぎにたちどまった。

 

災を超え 東京大祭 よみがえる

半纏に 緊張にじむ 4年ぶり

「あかり」どこ 興奮包まれ 一時避難

 

神田祭はまさに東京祭だ。

神田神保町あたりから日本橋浜町までの町々がすべて参加する。

人形町・水天宮で商売する人たちも、丸の内ではたらくサラリーマンたちも、みんな参加する。

身分も、性も関係ない。町人も、サムライも、女たちも、みんな神輿を担ぐ。

江戸時代の神田祭時から大人気イベントだった仮装行列には東京芸大の学生なども参加してくる。

 

これは、神田明神から、神田明神の三大神が、

神田・日本橋の町々をまわりだす、まさに神田祭開始のときの大鳥居の風景だ。

 

神田明神の三大神とは、平将門・大黒様・えびす様だ。

このように本宮の前で出発の時を待っている。

コロナ禍の山を越え、新しい時代にむかって、神様、福をまいてください。

 

出発を待ち立ち並ぶ半纏たちの姿にも、4年ぶりの緊張が感じられる。

 

あと、ちょっと気になったのは、いつも本宮の脇にいる神馬「あかり」の姿がみえないことだ。

きっと、大イベントなので、人気の少ないところに一時避難しているのだろう。