駿河台から神保町に降りる道で、一句。
同じとき アトムは茶水で 小学生
1960年代。ちょうど同じころ、アトムはお茶の水小学校に通い、わたしは浜松の小学校に通っていたことになる。
きょう、それを知り、とにかく、うれしい。
こんどは神田神保町にたちどまろうと思って、駿河台を降りてゆくと、足元に、アトムとウランちゃんのマンホールがあらわれた。
なぜ、ここにアトムとウランちゃんの顔が?
アトムは作中で、なんと、お茶の水小学校に通っているようで、そこで、千代田区が、ちょうど明治大学の前の歩道に、アトムとウランちゃんとお茶の水博士が描かれているマンホールを設置したもよう。
なんとも、ホッとするではないか。もっとこういう「遊び」が増えるといい。
日本は、マンガの国だ、世界からそう思われている、わたしのような60代でも、実際、マンガを読んで育っている。ならば、もう、めいっぱい、マンガを前に出していってはどうか。

