わたしの住む本郷台地から「たちどまる」ブログをはじめ、その一発目は、本郷台地のきわの湯島天神にしましたが、その「舌べろ」状の本郷台地の南の先端には神田明神があります。平将門を祀った江戸総鎮守として、神田、日本橋などの東京中心部の下町がすべて参加する神田祭のお宮さんとして、神田明神(正式には神田神社)は、知られています。今回は、この神田明神にたちどまります。

ただ、わたしがいつも立ちどまらされるのは、門や、社もありますが、それ以上にこの2か所です。ひとつは門前の甘酒屋「天野屋」さん、もうひとつは社の脇で飼われている小さなポニーの「あかりちゃん」です。

「天野屋」さんは、その地下に麹蔵があって、その麹を使って、混ぜ物が一切ない甘酒や納豆をつくり、販売しています。店の隣に蔵も見えています。旨いです。製造小売業です。やっぱり、このふるくからの「蔵」「製造小売」で混ぜ物が一切ないというところが、たちどまる価値なんだと思います。旨いです。

「あかりちゃん」です。神様が乗る神馬だそうです。わたしは、社のすぐ横に生き物の馬をつないでいる神社なんて見たことがなく、たちどまってしまいます。「あかりちゃん」は2010年生まれだそうです。