おはようございます。立花です。
霞ヶ関行政官 雄勝研修の1コース目が終了し、2コース目が始まりました。
全力で丸太運びやオリーブの追肥、ブドウ苗木の植樹をする姿
メンバー分担して終日各所へヒアリングする姿にこれからの研修成果や
それぞれの持ち場持ち場で行政官として活躍する姿が重なります。
行政官としてのビジョンを持ち、個々が持っている能力を存分に発揮することで
日本の未来の景色は最短で5年、最長でも10年で劇的に変わる、と確信しています。

さて、週末は石川県輪島市にて、登山地図アプリ会社YAMAP の春山慶彦代表と
ポケマル・雨風太陽の高橋博之代表が登壇し、能登の生産者や様々な分野で活動する方々、
行政関係者や東北のメンバーが集まり「311の教訓から能登の復興を考える vol.9」が開催されました。
https://www.facebook.com/events/1848431252345998/?ref=newsfeed

登山地図アプリ会社YAMAPが流域地図をリリースしました。
https://watershed-maps.yamap.com/ なぜ、流域地図を開発しようと思ったのか。
代表の春山慶彦さんは言います。
「毎年各地で起きる豪雨災害に対して、どうすれば効果的な治水対策を進めることができるだろうか。
山・川・街・海を個別にとらえた断片的な治水対策ではなく、山・川・街・海を一体でとらえた総合的な治水対策はできないだろうか。
また、総合的な治水対策を進める上で、素地となる共通理解をつくるにはどうしたらよいのだろうか。
そんな思いから、流域思考をベースにした流域地図を開発しました。
気候変動が進む今、都道府県や市町村といった人間がつくった行政区分ではなく、水の流れを基礎とした流域という観点で、
地域の暮らしや人間を含めた生きものたちの生命圏をとらえなおすことが何より重要です。また、治水をはじめ、
食料やエネルギーなど生きていく上で欠かせないものや営みを、流域を単位に計測・可視化できれば、
課題だけでなく各地域の可能性もより鮮明になると感じています」と。
今回の能登半島地震では、土砂崩れなどの大きな被害が発生した箇所と流域は驚くほど一致しています。
また日常の水害が発生してきた箇所も流域と一致しています。地震被害で大きなダメージを受けた能登が、
災害につよい能登へと進化するような復興を遂げるためには、何が必要なのか。
そして、今後続くであろう日本の地震や津波、自然災害にどのように対処していくべきか
流域地図をもとに、山・川・街・海を一体でとらえた総合的な治水対策が全国各地で求められている、と考えます。


お知らせです。

■第1回「のとのもんキャンプ」
能登の生産者の方へお声がけください
能登の生産者・酒蔵・食関連事業者が学び・つながり・行動する「のとのもんキャンプ」
https://tinyurl.com/282mgweq

・主催:一般社団法人 東の食の会
・日時:2024年6月20日(木) 16:00 -19:00 (その後、懇親会)
・場所: やなぎだ植物公園 会議室(石川県能登町字上町ロ部1-1)
・開催:リアル・オンライン(ハイブリッド開催)
・対象:能登地方の農業・漁業・食文化・酒文化・食を彩る伝統工芸の文化継承・産業再生に意欲を持って取り組む事業者の方々
・費用:参加費無料(懇親会は実費)
・ご参加下さる方は以下のフォームにてお申込みください
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSeiMSBxG.../viewform
・備考:第0回 「のとのもんキャンプ」は5月18日開催済です