日本の民間療法は、ほとんどが外国の療法です。
アーユルヴェーダ、アロマテラピー🌿、タイ古式マッサージ、カイロプラクティック、リンパマッサージ、エステティックなどなど。いろいろな療術がまだ沢山あります。
その中で、日本の「療術」を知っている人は少なくなっています。
「立花療術」は、
代替医療の世界的権威であるニューヨークの医学ジャーナル誌 👇
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine(E-CAM)に、日本の手技療術のE.B.M(エビデンス)を世界で初めて客観的数値で表す事に成功した技術として取りあげられました。
この臨床研究は、2012年「アメリカ合衆国国立医学図書館」に保管されます。
「Randomized Comparison of the Therapeutic Effect of Acupuncture, Massage, and Tachibana-Style-Method on Stiff Shoulders by Measuring Muscle Firmness, VAS, Pulse, and Blood Pressure」
この臨床研究論文は、世界中の人がインターネットで閲覧する事ができるのです。
この事により、立花療術は
日本を代表する療法、
「整体=SEITAI ・ 療術=RYOJUTSU」 を初めて医学用語としました。
その4年後、この史上初の国際医学論文は、「鍼、マッサージ、整体(立花療術)」のRCTによる重要な臨床研究として、世界最高水準の医療情報源であるコクラン・レビュー・アブストラクトにも掲載されました。
厚生労働省の「統合医療」情報発信サイトでも確認できます。(コクランライブラリーは科学的根拠=エビデンスに基づく医療情報源として最高水準のものであることが世界的に認められています)。
この出来事、
分かりやすく言えば、日本国内の整体師やセラピストの未来を背負った臨床研究が、国際医学論文にいきなり初登場したという感じですね。
要は、本物だと言う事です。
ゴットハンドとか、
神の手、や
触れるだけで誰でも簡単に治っちゃう
みたいな
よく目にする広告やYOUTUBERとは、くれぐれも、比較しないで下さい。
これまで、鍼灸師やセラピストの中には、いい加減なことや、やっかみを言う レベルの低すぎる方もいるようですが、
世界は公平に物事を判断していますので、よろしくお願い致します。
では、その立花療術とはどんなものなのでしょうか?
皆さんは、日本の太鼓の演奏を聞いた事がありますか?
きっとあなたは地を打ち震わせるような太鼓のリズムとその響きに、
心の奥底を揺さぶられる衝動にかられると思います。
人間が生を受け、最初に聴く音は、母親の胎内で規則正しく拍動する心臓のリズムなどだと考えられます。
この心臓の鼓動は一定の拍子を刻み続けます。それはヒトが生涯を終えるまでです。
立花療術の手技講習では、この"リズム"の習得を重要視するのです。
なぜならこのことが精神性の表現に直結するからです。
かつて 日本の戦国時代に実在した 無敗の剣豪「宮本武蔵」(西暦1584年-1645)もその著書、五輪書に"拍子"について書き記しています。
「拍子が何よりも大切である」
余談ですが、立花療術のデータも無敗となっていますし、その後の臨床研究でも同様となっています。
つまり、最も有意差の出にくいSchffe'sテストでP値<0.01、しかも無資格な整体療法にとってはアウェイの環境、つまり文科省認可の正規の鍼灸柔整学校が審査する臨床研究で、この成績を叩き出しています。
世界でも有数の実力者や、日本の頂点に立つ裕福な人達が、何故立花療術を受けに足繁く通って来るのか、
そこに、立花療術の真骨頂があると思われます。
ある年老いた要職にあったクライアントが言っていた言葉に、
「この施術を受けながら死んで行けるのなら、こんなに幸せなことは無い」というものがありました。
そこまで言わせる術なのです。
社会的地位の高い人間は、往々にして重責を背負い生きています。
その人物が、重い鎧を脱ぐ様に、一人の個人に帰って行くのです。それは何故か。
「斬」から始まる立花療術を受けると、脳で考えるのではなく、
一つの生命体としての本能から、この施術を感じ取るようです。
現代において、たくさんの人が様々な重荷を背負って生きています。
それはビジネスによるものかもしれませんし、人生の様々な問題かもしれません。
しかし、そのような人が立花氏のところに来ると、
「素の自分自身に戻れたようだ」「まるで重い鎧を脱いだような気持ちになれる」といいます。
それがどうしてであるか、貴方には想像ができるでしょうか?
立花療術は「斬」「捌」「矯」「和」という独特の手技があります。
「斬」とは、古(いにしえ)より体表に滞る邪気を祓うという日本人の「気」や、
「精神」などの考え方を手技に表すものです。
「斬」は皮膚のすぐ下層にある不要な体脂を瞬時に取り払いながら患部に迫る施術を行なうために、
手刀で皮膚を素早く擦掃します。
手技によるの皮膚表面への擦掃刺激は、標的部位からの痛み信号を受け取っている脳の意識を擦掃箇所に向けさせる効果を持っています。
立花療術は斬(Zan:「斬る」という意味)という独特の技術から施術を開始します。
そして、
「捌」は体を捌くということ、
「橋」は骨格矯正術を必要であれば行い、
「和」は身体を和ませるために行います。
この手技療法を受けると、患者は理屈でではなく、
原始的な本能の部分で純粋にこの療術の価値を感じ取るのです。魂同士の純粋な関わり合いが、そこには存在する。
それが理由です。
「整体」というものには、いろいろな流派があり、そこにはカイロプラクティックなど、たくさんの手技が含まれます。
以前はそれほどスクールのようなものは無かった時代なので、独自に学び、実力をつけて行かねばなりませんでしたので、それは、言葉では言い尽くせない程の努力が必要でした。
開業を目指し、
一人、二人と患者さんを見つけ、技を施し、身体を楽にする、それを職業として食べて行くのは並大抵な事ではありません。
伝説の療術師からセラピストたちへ(アールズ出版) を読むと参考になると思います。
今は、サロンスクールや、整体学院など、名ばかりの学校が乱立しています。
だからこそ、最低限の国家資格レベルという基礎的な医学知識は絶対に必要で、基礎医学や、臨床医学の修得を社会に示す必要があります。ですので、
国内では唯一となる
全国統一「基礎医学検定」は国家資格レベルの解剖学、生理学などの習得を、
国家資格団体である
(社)日本鍼灸療術医学会が担保するものです。
講習会もありますので、しっかりと学びましょう!!オススメです!!田園調布でやっています。
※ 臨床研究は中立な立場で行うものです。
特にヒト実験を行う際、自分が想像している結果と異なる場合があっても、その事から目を背けてはいけません。
結果を真摯に受け止め、次への活路を見いだす努力を続けて行く必要があります。
私は、自分の進退を懸けてでも、物事の道理を問う勇気を持って、科学的根拠を追究し、一つ一つの臨床研究を続けて行く事が、未来への大きなステップになると信じています。
ですので、しっかりとした医学知識を学び、集中力を切らさないように、安全な施術を心がけて、皆様も頑張って下さい。









