こんにちは、更新がしばらくIGだけになっており
失礼しました
更新はできていませんでしたが
妊活クラスは通常通り開催
妊活クラスを担当していて
参加者のみなさまからの声で意外と多いのが
尿漏れの心配
今までは、出産を経験した女性に多い症状でしたが、
最近では、出産の経験の有無を問わず、
更には女子中高生の中にも
尿漏れがある子もいたりします。
排泄のコントロールをしているのは
骨盤底筋という、
恥骨～座骨にかけて走行している筋肉群です。
この筋肉は
「足で床を踏むことで鍛えられます」
これ、ほとんどの方が知らないですね。
よく、おトイレの最中におしっこを途中で
止めると、骨盤底筋を鍛えられる
な～んて説が出回っていますが
うーん
あんまりオススメしないですね
やってみてもいいですけど
膀胱に負担がかかります
なぜ、足で踏むと鍛えられるのか・・・
赤ちゃんをイメージしてください。
生まれたばかりの赤ちゃんは
自分で排泄のコントロールが出来ないので
オムツをつけてもらっていますが
一人で歩けるようになった子は
オムツが外れますよね。
自分の足で床を踏みしめて
体重を支え、移動が出来るようになると
骨盤底筋が刺激を受け
筋肉がキチンと機能して排泄のコントロールが
出来るようになります
見落としがちですが、
トイレトレーニングの大事なポイントとして
「一人で立って歩ける」
という発達過程を通過しないと
そもそもオムツが外れないのです
このことからも、
「足で床を踏むこと」が
骨盤底筋の発達に影響している
ことが分かると思いますが
現代は生活がとっても便利なので、
昔と比べると足で床を踏みしめる
ことが少なくなりました。
それによって
骨盤底筋が弱って老化し
機能が十分に果たされていない
そんな残念な状態にあります
骨盤底筋の役割は
排泄のコントロール
だけでなく
「内臓を下から支える」役割も持っています。
内臓を下から支えられなくなると、
内臓下垂が起こり、
子宮や卵巣が胃腸に押しつぶされて
なんとも苦しい状態になります
ので、
骨盤底筋を鍛えて、
内臓を下からぐんっっと支えて
子宮と卵巣を開放し
血流を促す
骨盤底筋を鍛えることは
妊活している女性にとってとっても大事な
筋トレなのです
【お家でできる寝たままカンタン骨盤底筋トレ】
①仰向けに寝て、脚を肩幅くらいに開き、膝を曲げ脚を立てます。
②体から力をぬいて、おへその下に意識集中。
③息を吸いながらお腹を膨らませ、背中を少し反ります。
④息を吐きながらお腹をへこませ、反っていた背骨を床に下ろし、
足で床を踏みながら、肛門(や膣)を5秒間締めます。
これを一度に10回～20回繰り返しましょう。
ポイントとしては、
肛門を締めるときに、お腹にも力が入らないように
気を付けて下さい。
腹直筋に力を入れると、
骨盤底筋が弛んでしまいます。
意識するのは、へそ下～お尻のみ
骨盤底筋の弛みが気になっている方は
毎日繰り返し行ってみましょう。
目安はまず１週間
デリケートな部分ですので、
自分でしか変化が感じられませんが
確実に感覚が変わります。
次回は座ったままできる
骨盤底筋トレーニングを紹介しますね
＝＝＝＝お知らせ＝＝＝＝
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