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今年になって虎子が大学受験の為にやめてしまっていたバレエを再開しました。

 

バレエを習ったのは幼稚園のお遊戯会で虎子が本当に楽しそうに踊っているなと思ったのがきっかけで。

 

幼稚園のクラブにもバレエがありましたが、長く続けられる習い事を見つけてあげたかったので、小学校になっても通えるように自宅の近くのバレエ教室を幾つか見学し、虎子が1番行きたいと言った教室に入れて頂きました。

 

それから、高校2年まで。

途中、中学受験期は回数が減りましたが、中学高校は部活もダンス部だったので。

 

幼稚園から平均すると虎子はずっと週に4,5日踊っていた事になるのではないでしょうか。

 

でも、大学受験の為に高校の部活が引退の時期になった時、同時にバレエもやめてしまいました。

 

私は

「やめるのではなくてお休みでもいいんじゃないの?」

 

と言ったのですが、

 

「もう、踊りはいいや。大学入ったらなんか違う事やりたい」

と虎子。

 

「スポーツとかさ」

 

母としてはちょっと残念でした。

 

虎子と一緒にバレエにくっついて行ってたお陰で私もバレエの楽しさを知りましたし、ちょっと詳しくもなれました。

 

そして、虎子が家でも一生懸命練習して上手になっていくのを見るのは楽しかったですし。

 

私は自分は出来ないのに、

 

「もう少しこうやってみたら?」

 

なんて口出したてみたり。

 

発表会は華やかで、お手伝いしたり見たりしているだけで明るい気持ちになれました。

 

そんな事していて思い出しました。

私も小さい頃バレエを習いたいと思ったっけ。

 

近所で見かけたバレエ教室が楽しそうだった。

 

母に

 

「バレエやりたい」

 

と言ったのになんでやらなかったんだろう?

 

と、思いたち、実家の母に聞いてみた事がありました。

 

「ねぇ、私が小さい頃バレエやりたいって言ったの覚えてる?」

 

「あら、そうだった?覚えてない」

 

ひどい。

 

「なんでやらせてくれなかったのかなぁ」

 

「バレエの雰囲気がなんとなくうちに合わないと思ったんじゃない?ははっ!」

 

その頃、うちの母はバレエを高貴な習い事で、庶民の我が家とは合わないと思った様です。

 

確かに、お友達でも習っている人は居なかったかも。

 

今とは違いますね。

 

そんな私の想いも加わって、虎子のバレエを一緒に楽しんできたのに、ついにやめてしまうのか、とその時は残念に思ったのです。

 

「全身を鏡にうつしてキレイな衣装でポーズをとるなんてバレエじゃなきゃできないよ」

 

とか、

 

「特技の欄に書けるものがあった方がいいよ」

 

とか引き留めてみましたが、虎子の気持ちはバレエから離れ、先生に惜しまれながらも本人はあっさりやめてしまったのです。

 

それから3年。

 

「ママ!バレエまたやろうと思うんだけど」

 

と言われた時にはちょっとびっくり。

 

「へー。それはいいんじゃない?でも、急にどうしたの?」

 

「なんか、踊りたくなった」

 

虎子は大学でゴルフ部に入り、バイトも沢山してお友達も増え、生活は充実していて充分楽しそう。

 

また虎子のバレエ見られるかもしれないのは楽しいけど、すでにこんなに忙しくて習う時間があるの?

 

「忙しいけどやりたい」

 

決めたら決意は硬い虎子ですから、ずっと習っていた先生の所にすぐに連絡をしたようです。

 

先生は大喜びで迎えてくれて、いっしょに踊っていた友達とも再会。

おまけに、話を聞きつけ

 

「虎子ちゃんが戻るなら私も」

 

とやめてたのに戻ってきた友達もいてあっという間に3年前と同じ雰囲気のレッスンとなったようです。

 

「体が固くなっていてびっくりした」

 

と筋肉痛でひーひー言いながらも楽しそうに通っています。

 

子供の頃、よくしていた事にまつわる話もうひとつ。

 

虎太郎と同じ卓球部の同級生。

 

大学に入るまで引きこもりだったとの事。

 

虎太郎が笑いながら言ってました。

 

「あいつね、全然部屋からでない本格的な引きこもりだったんだって。今でもすごく偏食だし、口のなかも虫歯だらけなんだよ」

 

「へぇー、それじゃ、よく卓球部なんて入ってくる気持ちになったねぇ」

 

「子供の頃、唯一お父さんと遊んだスポーツが卓球だったの思い出したんだって」

 

今では引きこもりだったなんて誰もわからないくらい普通に部活をしていて、彼女までいるそうです。

 

お父さんとの卓球を思い出したのが引きこもり解消のきっかけなんて。

 

子供の頃の体験ってなんとなく戻りたくなるのですかね。

 

私が子供の習い事の中で1番ムダをしたと思ったのが虎太郎の英会話教室。

 

虎太郎は小学校5年間、ただただ外人の先生と遊びたくて行っていました。

 

どんなに英語が得意になるかと思えば、中学になって英語は落第ぎりぎりのひどい成績。

高校でも変わらず。

 

「5年分の月謝かえしてくれ!」

 

とずーっと思っていましたが。

 

最近になって、虎太郎の英語の発音はとても良いらしいと知りました。

 

日本人では聞き取りにくいLとRも楽に聞けるし話せるようです。

 

「なんで出来るかわからねぇ」

 

と本人虎太郎は言ってますが、これは小学校5年間の、あのムダと後悔していた英会話教室で耳が良くなったとしか思えない!

 

人生いつ何が役に立つかわからないですねぇ。

 

人生ムダはないとはホントです。

 

考えてみれば、子育て期間なんてあっという間なんですね。

 

子供の習い事、いろいろやってみて親も一緒に楽しんじゃうのも良いかも、です。

 

いつか子供が大人になって思い出してくれるかもと思えばなお楽し、ですね。