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お友達が出演するというお芝居を2つ観に行ってきました。
前回のブログでも書かせて頂きましたが、お芝居をしている友達たちの舞台によく呼ばれて行くので、「舞台」と言っても「明治座」とか「宝塚」とかでイメージするお芝居ではなく、本当に小さな劇場だとは分かっていました。
当日は仕事を早めに切り上げ、電車にのって向かいます。
もらったリーフレットを便りに会場へ。
だいたい
「駅から3分」
と書いてあったとしても、大きな建物ではないので、入り口を素通りして見つけられない事がしばしば。
迷う時間を計算に入れて、早めに行きます。
今回も、両方とも地下の会場で、下に降りていく階段を見過ごして、案の定、うろうろしてしまいました。
1つ目のお芝居は、会場に降りていくと、椅子が6脚ずつ2列。
12人分です。
予約の人数で用意してくださっていたらしいですが、出演者の方が多いって事だな、と思いながら、空いていた1番前の端の席に座りました。
目の前のカーテンが開くと、すぐ先にまたカーテンがあり、
「もう1つカーテンが開いてお芝居をするのね」
と思ったら、そのカーテンまでの、人がやっとすれ違えるほどの幅が舞台でした。
演技するのはほんとうに目の前!
この幅の舞台でどんなお話を演じるのだろうとドキドキしました。
内容は、結婚が決まっている女の子の周りの人達が中身は当人なのに外見がどんどん変わっていくというお話。
同じ人を沢山の人が演じるというもので、そのうちの1人を演じていた友人は見上げるぐらい目の前でお芝居をしています。
こちらも緊張してしまいました。
途中、主役の子とお母さん役の友人のシーン。
ポンポンと会話があった後、しばらくの間・・。
娘「な、なによー」
母(友人)「な、なによって・・ほら、なんか私に言うことないの?」
娘「・・」
母「言ってごらんなさいよ」
娘「えーっと、お母さん、買い物とか行かないの?」
母「買い物?・・行くわよ。もちろん」
会場、出演者共に笑い。
娘役の子がセリフ忘れたんだろうなって思いましたが、終った後、友人に聞いたら
「私がセリフ飛んだ」
「あ、そうなの?相手の子が忘れたのをカバーしたのかと思った!」
「いや、私。あー、あのセリフ、笑いをとる大事なセリフだったのに、悔しい!」
「でも、笑いとってたよ」
「そうなんだよね、結局」
って話をして笑いました。
「春もやるからまた観に来てね」
と友人。
「うん!舞台どう?」
と聞くと
「めちゃくちゃ楽しい」
との答え。
彼女は私と同じ年代です。
めちゃくちゃ楽しいって言える事している友人、いいなって思いました。
ただ楽しいだけじゃない、
めちゃくちゃ、ですから。
ステキです。
やはり同年代の友人もう1人の舞台は、珍しいリーディングセッションと言うもの。
古典落語を会話劇にして、登場人物を出演者に振り分けてあります。
台本は持っていてお話するのですが、ちゃんとお芝居になっています。
朗読劇の1つなのかと思います。
今回はワンドリンク付で会場がバーだったのですが、行ってみると人がいっぱい。
満席だとは聞いていましたが、案内された席に座ると満員電車のようで、荷物を置く場所などはなく、上着を着たまま見ている方も沢山いました。
ワンドリンク頼んだものの、一緒に行った友達が
「トイレに行きたくなっても立てなそうだから飲めない!」
と言ったのを聞いて、確かに、と思い、飲み物はセーブ。
もし、トイレって思ったら、お店にいる3分の1位の人達に動いてもらわないと出て行けないほどのぎゅうぎゅうさです。
「ところで、舞台はどこだろうね?」
と一緒に行った友達。
「ホントだねぇ」
そんな状況ですから、スペースはありません。
始まってみると、舞台はカウンターの中。
なるほど・・って感じです。
回りを暗くして照明を当てるとちゃんと舞台になりました。
体で演技をしている訳ではないのに頭の中には登場人物が浮かんできます。
ちょっと窮屈だったけど、楽しい時間を過ごさせてもらいました。
ドリンクは帰るときに一気飲み。
「おもしろかったね!」
「知り合いが出ているとまた見方が違うよね」
と話しながら帰ってきました。
楽しい事ができるって良いです。
楽しんでいる人を見ると余計楽しくなります。
楽しめる人は周りも楽しませることが出来るんですね。
一緒に居ると元気になれる人っていいですね。
年を重ねるほど、自分もそんな人になれたらいいなって思うようになりました。
今年もあとわずか。
元気にがんばりましょう!