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日々の中で一日中ムスッとしている日は今のところあまりないとは思いますが、そんなにぱっとしないね、って日はやっぱりあるものですよね。

 

そんな時は手近な気分転換にうってつけの大学生の息子、虎太郎を捕まえておしゃべりに付き合わせます。

 

「ね、なんか面白い話ない?」

 

「面白い話ねぇー。まぁ、なくもない」

 

だいたいあるのが虎太郎。

特技とも言えるかもしれません。

 

「なーに?」

 

「昨日飲みに行った部活の人達のなかのハナコってヤツの話」

 

「へー、なになに?」

 

それは、こんなお話でした。

 

虎太郎と同じ部活のハナコちゃん。

 

1年ほど付き合っていた彼とデート中、

 

「実は私こういう映画結構好きなんだよねぇ」

 

と、何気ない会話をしていたら

 

「実は俺も言わなきゃならない事がある・・」

 

と言われました。

 

「ん?なぁに?」

 

軽い気持ちで聞いたハナコちゃん。

彼の返事は

 

「実は・・俺の家、極道なんだ」

 

と。

 

つまり極道の妻たちの「極道」ですね。

 

1年付き合って、そろそろ結婚も視野に入れてってなって来たので、彼が思いきって言ったのでしょう。

 

「えー!それ今まで気付かなかったのかね」

 

と虎太郎に言ったら

 

「あっちが隠してたんじゃないの?」

と。

 

「極道家の三男だったんだって。まぁ、三男だから結婚できる?・・いや、どうだろ、って話」

 

隠してたって事は彼自身はその事がイヤだったのかな。

 

なんて、一瞬いろいろ考えちゃいました。

 

( 極道って言い方が正式名称か分かりませんが )

 

「で、ハナコちゃんどうするの?」

 

大好きな彼が極道の三男だったら?どうする?

 

「別れたって。さすがにね」

 

そーか。

そうだよね。

極道の妻にはなっちゃえなかったですよねぇ。

 

笑ってしまいましたが面白いと言うにはちょっと考えてしまう虎太郎の話でした。

 

「でもさー」

 

と虎太郎。

 

「うちも、おじいちゃんもおばあちゃんもおとうさんもおかあさんも妹も歯医者(妹はまだ学生ですが)って言うと驚かれる」

 

確かにそうです。

 

「ホントだ。どんだけ歯医者が好きなんだ、って家族に見えるね」

 

と、笑いました。

 

ウシオさんはもともと文系に行こうとしていた人。

 

私は理工学部などにすでに願書を出していて、歯科は考えてもいなかった人。

 

虎太郎は医学部に行きたかった人。

 

虎子は医科や歯科に行きたくなかった人。

 

でしたが、それぞれ受験直前にいろいろあって、結果、歯科に来て今に至るのですが、現状だけ聞けばびっくりする人もいるのかもしれません。

 

お仕事とのご縁だったのでしょう。

そう、捉えています。

 

こんなに歯医者だらけの家族でありながら、虎太郎は小学生の時にあった交通事故で歯を何本もなくしていて入れ歯なんですから、これも因果な話です。

 

バネのない入れ歯を使っているので、外から見て分かりにくい事は確かなんですが・・。

 

虎太郎の話だと、歯科学生としてお互いに実習をするときに、相手の学生が入れ歯に気が付かなくて慌てることがあるって言うんです。

 

「この間なんてさぁ、入れ歯に麻酔の注射刺そうとして、見てくれてる担当の先生に『先生、歯茎が固くて刺せません!』って」

 

私、大笑い。

 

「いくらなんでも、よく見れば分かるでしょうに。虎太郎言えば良いじゃない」

 

「入れ歯だなんて自分から言うのやだよ」

 

専門ですから、偏見なく受け入れてもらえると思いますが、それでもやっぱり、いやなんですねー。

 

「歯周ポケット計るのも『計れない!』って相手が焦ってた」

 

って。

そりゃ、入れ歯ですから歯周ポケットがありません。

 

組んだ学生の方、申し訳ないって感じです。

 

でも、私も学生の時に同じような実習の失敗談がいろいろとあったので、懐かしく、やっぱり、笑ってしまいます。

 

虎太郎との何て事ない会話で結構気分転換させてもらってなんとなくすっきり。

 

笑いっていいですね。

 

日常のちょっとした楽しい事をキャッチするアンテナ、広げていたいものです!