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「駅についたから歩いて帰るねー」

 

と、いつものように虎子から「帰るコール」

夕食を食べにいってお友達と喋りこみ、終バスを逃したから、20分ほどの距離を歩いて帰るね、って意味です。

 

「はーい、遅かったね。気を付けて」

「ねぇ、駅前、人がいっぱいいて皆、携帯見てるんだけど、なんだろ?」

 

駅前にマクドナルドとちょっとした遊歩道のような所があり、その一部は灰皿があって喫煙を楽しんでいる方達もいる所があります。

 

「ああ、そこね、ポケモンじゃない?」

と言うと

「えっ?ポケモン?いまさら?」

と虎子。

 

少し前に話題になった

「ポケモンGO 」

というゲームですが、ブームは終ったのかのようですが。

 

一緒に働いている60代の歯科助手の女性、一時期ポケモンGOに凝ってた方。

先日雑談している時、何気なく聞いてみました。

 

「ポケモンまだやってますか?」

「毎日やってますよー。あれやってると、外出する気になるから、良いお散歩にもなるんですよ」

 

とのお答え。

 

それで、ポケモンのゲームをしている人は居なくなったわけではなく、むしろ安定的にプレイしている人が居るんだと認識したばかり。

 

そう思ってみると、電車のなかでもそれらしき画面を見ている人をお見かけするし、マクドナルドの前もそれらしき画面でお店に向かって立っている人がいっぱい。

 

意識しないと見えてない事ってあるもんです。

 

若い虎子でさえ、たまたま遅い時間に目にするまで気が付かなかった駅前の風景です。

 

携帯ゲーム、若くなくてもやってるよ、とは言え、やっぱり虎子や虎太郎の年代の比ではないよう。

 

2人の話を聞いてると、大学の授業中にゲームしている子、多数!

 

けしからん!

授業料がもったいないじゃない!

 

と思いますが、自分だって学生の頃は真面目に聞いてたかと言われればうなずけないので、仕方ないか。

携帯ゲームはなかったですけどね。

 

「ゆずきって友達さぁ、ツムツム( ゲームの名前 )また記録を更新したんだよ」

 

虎太郎が言いました。

 

「見てこれ」

と差し出された携帯の画面はそのゲームの順位と名前と総合点と思われる数字。

 

4位に虎太郎の名前。2000万点位。

おい、授業聞いてないのかー!

 

2位までは僅差で2000万点から3000万点の間。

 

で、1位が…ん?

 

10億点!!

ケタから全然違う。

 

ゆずきくんの点だと。

 

思わず

「えーっすごいね!ゲームが上手だったとしてもこれ、相当長い時間かかるんじゃない?」

 

と言うと

 

「いや、すげーかかるよ。あいつ、朝、大学来てから授業は1限から4限まで休みなくずーっと、昼休みもご飯急いで食べてずーっとやってるもん」

 

へーー。

びっくりを通り越して感心。

そんなに面白いのかなぁ。

 

その集中力が授業に向かったら学年1位間違いないだろうなぁ。

 

面白い事パワーは疲れを感じさせなくなるのですね。

 

私は若い頃も今もゲームにはハマらなかったな。

時間が勿体なく感じてしまって。

 

と、思いました。

が。

 

数日前。

ここの所仕事が立て込んでいるし、絶対早く寝るぞ、と支度していた私の横で、虎子が携帯を見ながら

 

「あ、だめだーー」

「えっ!なにこれ?」

「むずーーーい!やだー」

 

と1人で盛り上がっているので、何してるのかと覗いてみると案の定、ゲーム。

 

「何のゲーム?」

と聞くと

 

「ハッピーグラスってやつ」

 

蛇口から出る水をグラスで受け止める、と、書けば単純なゲーム。

 

蛇口の位置とグラスの位置を考えて線を書き足します。

書き始めると蛇口から水が流れ、書いた線などを伝うので、グラスに水が入るように線を書き足すゲーム。

 

レベル1から始まり、クリアすると上がっていきます。

 

虎子はすでにレベル100を越えています。

おーい、あなたまで授業聞いてないんかーい!

 

「だめだ!おにいちゃーん!」

 

難しくなってきているレベルは虎子がいろいろ線を書いてみてもグラスが倒れてしまったりお水が入らなかったり上手くクリアできません。

 

そこで兄を呼ぶ。

虎太郎はそのてのモノは特に得意です。

しゅっと線を書き足してあっさりクリア。

 

「おーっ!さすが、つぎ、つぎ!」

 

盛り上がりにつられてつい、私も覗いてしまいました。

 

「これはさ、こーんなかんじで書いたらどう?」

「どう?どう?やってみてー」

 

なんて言われ、しゅっと指で画面を触り線を書いてみましたが、蛇口から出たお水はグラスを外れて流れました。

 

くやしい…。

 

結局、虎子、虎太郎、私の3人で携帯画面を見つめ、知恵を出しあってはクリア。

 

はい、次。

 

と、進めていくうちに、寝ようとしていた時間などとっくに過ぎている事にすら気付きませんでした。

 

「ヤバい!やめられない」

と、虎子。

 

「あと1つにしよう」

と虎太郎。

 

「もう母に見せないで」

と私。

 

結局。

仕事でくたくたに疲れて早く寝る事に全力を注いでいた私でしたが、絶対に夢中になることなんてないと思っていた携帯ゲームでまたまた寝不足になったのでした。

 

面白いって事はすごいパワーなんですね。

何よりも優先できちゃう。

 

面白い事をいっぱい見つけた方がパワフルになれるって事ですかねー。

 

子供達には授業は聞きなさーい!と言いましたけど。

 

ハッピーグラス、よろしければぜひ、やってみて下さい!