東山旧岸邸☆彡近代数寄屋建築 | オムニバス

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ポニョファミリーの海外旅行記です。家族海外旅行記を中心にソロ旅・夫婦旅や食べ歩きなど徒然に日記を書き溜めていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

美しい邸宅

21年10月31日(日曜日)。ハロウィーンだ。少し遠出のお出かけをした。目的があったのだが、途中で御殿場にある美しい邸宅へ立ち寄った。

 

このお家、とても素敵だ。

 

少し使い勝手は悪いかもしれないが、建築家の「美」意識が表れていた。それもそのはず、あの大物政治家で元首相の「岸信介」が晩年を過ごした別邸で、このお家に客人を招いて、いろんなことが相談・交渉された現場。岸信介といえば、安倍晋三 元首相のお爺さん。家柄ってあるのねと思った。

玄関からして違う佇まい。奥座敷って感じだった。

アウトレットに寄った後に訪問。だいぶん日が暮れてきた。冬がそこまで来ている。

門を抜けると、整備された大きな庭を潜りぬける。

東山旧岸邸へ到着。有料だが、中を覗けるというので2人分支払い、入場した。

和室。吊束の廃止と欄間の吹き抜けが特徴で、障子や畳などの枠線も凄くスリムに出来た造りとなっている。それもそのはず、昭和を代表する建築家「吉田 五十八」が手掛けており、庭園は、ホテルニューオータニの日本庭園を手掛けた「岩城 亘太郎」。

なんて事ないように見えるけど、座って眺めると「美しさ」がよくわかる。徹底的に意匠に凝った造りとなっていた。

そして客間が圧巻だった。庭に向いて1つだけソファの位置が変だが、岸元首相が好んで座っていたソファで、美しい庭園を眺めて晩年を過ごしたことが伺える。

そして驚く!!ことに、大きな窓が全開し、まるでテラスのような客間になるのだった。この建築って・・・1969年だから、すでに50年以上前のことだ。今でこそ、大手住宅メーカーで、注文建築すれば、こういう雰囲気が作れると思うけど、50年も前だからな~。

食堂。友人や客人が来た時に会食した場所。ここも窓が全開!する。この写真は、実際に岸さんが座っていたと言われる座席からの眺め。開放的で気持ちがいい。

とらや工房

この場所は、とらや工房がある。あの和菓子で有名な「とらや」さんだ。東山旧岸邸の管理は「とらや」さんが行っているようだ。

17:00閉店。閉店間際に立ち寄る。旧岸邸見学に思いの他ハマってしまった。

工房と言うだけあり、工場のようで作業場があった。

御殿場あたりは、昼夜の寒暖差が激しい。すでに紅葉が終わりかけ。

薄暗くなる中、真っ赤に染まる紅葉が存在感を放っていた。

日が落ちるのが早い。現役を引退したら、どんな所に住もうか?考えてしまった。

 

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